第35話 宇宙戦艦ヤマト2199編
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血で染まっていた筈が、機体全部が赤いや血の色に染まっていた。
それを見た兄達がギレン兄に呼びかけていた。
キシリア「兄上。ユーリが直接『ブラッディ』に乗り込んでいます?・・兄上」
ドズル「兄貴、兄貴。おかしい、返事が無い」
ハマーン「ギレン、ギレンどうした」
ギレンは見ていた楽し気にしているユーリをとてもうらやましげに。
そして呟いた。
ギレン「そうだなユーリ。俺も楽しんで良いんだよな。暴れていいんだよな」
そしてギレンはおもむろにペンダントを握り締め叫んだ。
ギレン「来い! 俺の『ブラッディU』楽しむぞ。暴れるんだ」
するとギレンの乗るナイチンゲールが姿を変えた。
『ブラッディ』にいや色が違う金色の『ブラッディ』がそこにはギレンが乗っていた。
キシリア達は呆然となった。
ギレンまでもが凶鳥『ブラッディ』に乗っているのだから、2機目の金色になった『ブラッディ』に。
ユーリ「おめでとう。遂に物にしたんだね、ギレン兄」
ギレン「機体は前から出来ていた。だが魂の同調が出来なかった、いや俺が恐れ拒絶していたんだな。だがこの戦場で楽しそうにしているお前を見てうらやましくなった。それで自然と呼んでいた俺の『ブラッディU』をそれで魂の同調がとれたんだ」
ユーリ「『ブラッディ』お前の兄弟だよ。『ブラッディU』よろしくね」
ギレン「キシリア全軍の指揮は任せたぞ。聞いているのか」
キシリア「えっ、はい。兄上は」
ギレン「暴れるのさ。俺の翼で」
ユーリ「行きますか。ギレン兄」
ギレン「ああ。暴れようユーリ」
そして2機の凶鳥が戦場に躍り出た。
1機は猛々しくでも軽やかに、1機は勇壮にそれでいて荒々しく血の色と金色が戦場を荒らし始めた。
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