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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第三十二話
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んだろうな…

「箒」

「何?」

「今から、今から俺の、織斑一夏の話を聞いて欲しい」

「うん、いいよ」

そして俺は、前世の記憶が有る事を、魔法が使える事を、橙の事を、怪異の存在の事を、ISに関わっていた事を、白騎士事件の事を、束さんの失踪の事を…

全て、話した。

「そっか、一夏」

あぁ、嫌われたかな…

「もしも、一夏に前世があっても、今の一夏は今の一夏だよ。
私が知ってる一夏は、今ここに居る一夏だよ。
だから、私は一夏の事、嫌いになんてならないよ」

そっか…

「ありがと…箒」

「ん」

箒に対して、隠し事をしていた後ろめたさが無くなって、とても楽になった。

風呂からあがって部屋に戻る途中。

「ねぇ…一夏…」

「なんだ?」

「今日…一緒に寝よ?」

「ああ、いいぞ…」

そうだ、忘れてた…

「さっき言った事は、誰にも言ったらダメだぞ」

「わかってる、絶対誰にも言わない」

オースは使わない。

俺は、箒を信じる。

そしてその夜、俺は始めて箒と一緒に寝た。

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