暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第三十一話
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
が吐き出された。

しかしヴィッサリオンが死ぬ事はなかった。

何故なら…

カラン!

「<死なせねぇよ、テメェ等には利用価値があるからな>」

俺が銃を蹴飛ばしたからだ。

「<ぐっ…利用価値…だと?>」

蹴られた手首を抑えながらヴィッサリオンが問い掛ける。

俺は両手を広げ、芝居染みた口調で言った。

「<そうだ、アンタ等はプロフェッサー・タバネの妹の誘拐を画策。
しかーし!それに気付いたプロフェッサー・タバネはISを一機派遣!
誘拐犯は善戦虚しく全員死亡!
どうだ?仕事と金と隠れ家は用意するぜ>」

「<我々が何者か、知っていて言うのか?>」

「<お前さん、国と妻子、どっちが大事だ?>」

「<貴様!>」

「<さぁ、選べ。国に付くか俺達に付くか。
アンタの部隊の忠誠心は国じゃなくアンタに向かっている。
部下にいい暮らしさせたいだろ?>」

たぶん、この部下は非正規諜報員だ。

彼に拾われた孤児とかなのだろう。

「<いいだろう…お前達に付く。しかし妻と娘には…>」

「<わかってるって、全力で護るさ>」

「<一つ聞こう。お前は何者だ…?>」

「<さぁな、でもまぁ、今日の所は帰りな。
隠れ家の場所は追って連絡する>」

「<いいだろう>」

ヴィッサリオンは部下を引き連れて廃工場から出ていった。

さてと…

「火燐さん起こさないとな…」

その後火燐さんを起こして家まで送った。

阿良々木家に行くと箒達が待っていた。

「ようお前ら、無事だったか?」

「一夏ぁ!」

「おっと…」

急に箒に抱き付かれた。

「おー?どうした?」

「お前なぁ…箒ちゃんの気持ちも考えろよ」

と弾に言われてしまった。

「大丈夫だって、少しあのお兄さん達と遊んでただけさ」

ちょっと過激なルーレットでね。

「そうかよ」

「さ、帰ろうぜ箒」

「うん!」

箒を護る為の手駒は、少しでも多い方がいい。

彼には、働いてもらおう。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ