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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二十七話
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ぐに梓弓を使えるよう準備する。
「えっと…買い物に行って…そ…れ…か…ら、あぁ!」
束さんが首筋を抑える、数時間前に傷が有った場所へ。
俺は梓弓を使った。
「はぁ…はぁ…ふぅ…あり…がと…いっくん」
「落ち着いた?」
「うん」
俺は気付くと束さんを抱きしめていた。
「いっ…くん?」
「ごめん、束さん…ごめん、」
「どうして、いっくんが謝るの?」
「俺が、俺の力があれば今回の件は回避出来たと思う…だから」
例えば俺の身内全員に常に障壁を張ったり、橙をあちらに憑けたり。
「ふふ、大丈夫だよ、いっくんはちゃんと私達を助けてくれた。
いっくんは自分の出来る事をしたんだよ」
「束さん…」
「私は、私は大丈夫だから、いっくんも元気出して」
「うん」
俺は、決めた。
決意した。
敵には絶対に容赦しない。
俺の家族に手を出した奴
出そうとした奴は
絶対に許さない。
個人でも、社会でも、国でも、世界だろうと
敵は敵なのだから。
ISでも、魔法でも、俺は行使する。
敵を屠る為に。
俺達を否定する者を否定する為に。
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