第34話 宇宙戦艦ヤマト2199編
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古代達は持ち帰ったコンテナを艦長を始め主要メンバーに見せた。
全員が驚愕で言葉も出ない様だった。
まさか太陽系の端で自分の事を知っている存在がいるとは誰も思わないだろう。
沖田「それでガミラス基地の様子は?」
古代「完全に破壊されています」
沖田「残るはこれか。真田君危険性は?」
真田「分析結果では全くありません。紙が入っているだけの様です」
沖田「・・・・開けてみよう。アナライザー開けてくれ」
アナライザー「ハイ・・・・・ドウゾ」
それは紙の束ばかりであった。
真田「・・・・! みんな触るんじゃない!!」
沖田「危険なのかね?」
真田「すみません、驚かせてしまって。違うんです! これは宝の山なんです。だからバラバラにされたくないんです」
古代「これが宝の山?」
真田「これを見たまえ、新見君」
新見「うそ! 凄い。これもこれも、本当に宝の山だわ」
真田と新見は2人で子供の様に、はしゃいで他のメンバーは置き去りにされていた。
沖田「真田君。わしらにも分かる様に説明してくれんか」
真田「すみません艦長。これは全部あらゆる分野で研究されている事の解決方法なんです。しかもヤマトにとって利用価値の高い技術が山の様にあるんです。例えばワープの距離を10倍、通常航行の速度も10倍になるんです。つまりこの2束でヤマトの航海が飛躍的に短縮出来るんです。そんな物が詰まっているんです」
島「真田さん! それではその改造をすれば」
真田「島。改造では無いんだ。今の設備を調整し直す事だけで良いんだ」
その時急に真田が銃を抜き、保安班リーダー伊藤に向けた。
真田「島! 伊藤の銃を取り上げてくれ」
伊藤「これはどういう事です。真田さん」
真田「伊藤。お前は芹沢宙将の犬だ! イズモ計画の為ヤマト内部で混乱を起こし、失敗させる為に送り込まれたな」
伊藤「そんな証拠も何もないのに」
真田「お前のロッカーの2重底の中にある」
伊藤の顔が驚きに変わったがすぐに笑い出した。
伊藤「くっははははは。参りました、その通りですよ。宇宙人に助けてもらう正気ですか気味の悪い」
真田「古代。このリストに書かれているメンバーを全員確保してくれ。こいつらも同じだ。そして新見君、銃を渡してくれ」
新見「本当に凄い。私の事まで書いてある何て。ハイどうぞ真田さん」
こうしてヤマトのクーデター実行犯は全て未然に捕まり、地球でも芹沢宙将が反逆罪で捕まった。
ユーリ「ハッピーエンドの邪魔者は消えたかな」
キシリア「ユーリ。お前何かしたの」
ユーリ「クーデターの事をばらしただけだよ」
キシリア「それならいいわ。私も嫌いだもの、あの糸目の
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