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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第14話『出張任務 3』
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んな奴の事なんか…。


スバル「そうなんだ……よかった」


 スバルは少しホッとしたように胸をなで下ろす。なに……スバルのこの反応は?
もしかして、スバルはカズマの事を…?。


ティア「スバル……あんた、もしかして――――」









 sideカズマ・キサラギ









カズマ「やれやれ、何とかなったな」


 脱衣所から中に入ってきても、なお困っていたエリオを外にある子供用の露天風呂(12歳以上入浴禁止)に二人を入れて安堵をついていた。


カズマ「さて、俺も風呂をたのしみますかな」


 そう呟きながら歩いていると目の前に扉が見えた。


カズマ「この先にも風呂があるのか?誰も居なさそうだし入ってみるか」


 扉を開けると中は湯気でくぐもっていた。


カズマ「すげぇ湯気だな。前がほとんど見えないし。ま、足下はなんとか見えてるから大丈夫か」


 中に入り歩き始めるとかすかに人の声が聞こえる。どうやら、他にも誰か入っていたみたいだ。まあ、当然か…その声に徐々に近づいていく、すると二つの影が見えた。
その瞬間、待ってましたと言わんばかりの風が吹いて周りの湯気を吹き飛ばし視界が晴れた。
そして、目の前には見知った顔があった。


スバル「カ………カズ……マ?」

ティア「………」


 そう、そこにいたのはスバルとティアだった。
 スバルは驚いているようだったがティアはわなわなと肩を奮わせているしかも手には桶を持って。
 こりゃやっべ〜なさっさと退散しますか。


カズマ「し……失礼しm――――うお!?」


 ヒュンッ!と俺の横桶が通過していく。
 その元は、ティアだったのは言うまでもない。


ティア「あんた……生きて帰れると思うなー!!」


 次々に飛んでくる桶の数々をかわす俺、ヤバイ……このままでは本当にヤバイのでとりあえず逃げることにした――――いや、逃げなきゃあの桶の餌食になる!


なのは「スバル、ティアナ。あんまり騒いだら―――え!?」

カズマ「なっ!?」


 中から現れたなのはさんとおもいっきりぶつかって俺がなのはさんの上に乗る形で床に倒れる。


 ―――フニッ


 手に何か柔らかい感触がする。


カズマ「(ん?なんだろう、この柔らかい感触は…?)」


 ―――フニッ


 もう一度、今度は少し強めに握ってみる。そして、俺は何が起こったのかをよく思い出してみる。


カズマ「(え〜と、確かティアが投げてきた桶から逃げていると目の前になのはさんが現れて………って、まさか!?)」


 ガバッと顔を
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