第25話 マクロスフロンティア編
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戦闘開始から23時間、キシリア達はバジュラの大群にまだ戦い続けていた。
休憩は交代で取っているものの流石に疲れの顔色が皆隠せない様になって来た。
ハマーン「キシリア! 流石に拙いぞ。兵達の体力が限界だ」
キシリア「ハマーン分かっているが、逃げてもこ奴らは追って来よう。それだけは避けねばならんジオンにこ奴らを行かせる訳にはいかん」
ハマーン「ファンネル」
ハマーンは近づいていたバジュラを一掃すると再びキシリアと会話を続けた。
キシリア「兄上には援軍を頼んだ、単機でフォールド出来る者に伝令を頼んだが、準備にどれ程掛かるか分からん」
ハマーン「自慢していた波動砲は使えんのか」
キシリア「ユーリに言われた通りになった。奴ら撃とうとすると射線から避けよる、さかしい虫の知恵か本能か虫の分際で持っておる様だ」
???『それでは、その虫の本能とやら試してみるか」
キシリア「その声はドズルか」
ドズル「わはははは、少し休んでおれ」
ハマーン「だが1機では」
ドズル「誰が1機と言った。ちゃんと艦隊で来ておるわ。しばらくすれば着く待っておれ。では行くとしようか」
ドズルが言った瞬間、ネオグランゾンの姿が消えた。
すると最前線に姿を現したがすぐに消えた。
それを何度か繰り返し、停止したのがヤマトのレーダーでやっとの位置だった。
キシリア「ドズル死ぬ気か!」
ハマーン「あんな所では助けにも行けんぞ」
ドズル「心配無用だ。わしがここまで来たのは味方を巻き込みたくないからだ。良く知らんがこの機体桁違いに強すぎて兄貴から最低でもこれぐらい離れろと言われておる。では行くぞ『ブラックホール・クラスター』発射」
ネオグランゾンから黒く大きい球が打ち上げられた。
それがかなりの高さまで上がろと、爆ぜて無数の小さな球になって広がった。
その球に少し触れたバジュラが吸い込まれた、それが広範囲に広がりそして最前線の手前で止まった。
範囲内いたバジュラ大群が全て消えてしまった。
ドズル「成程ユーリの言う通りだ。奴が味方の中で戦ってはダメと言うのも頷ける。兄貴の奴なんて危ない物を渡すんじゃ」
ハマーン「なんと言う威力だ、危なくて近寄れんぞ」
キシリア「同感だ。ドズルには1人で戦って貰おう」
ドズル「なんと冷たい女達じゃ、助けに来たと言うのに、大体一番強力ななのはユーリに止められておる」
ハマーン「ちょっと待て、まだあれより強い武器があると言うのか?」
ドズル「ああ『縮退砲』と言うらしい」
前線で戦っていた機体が全員ドズルから離れた。
キシリア「ドズルとは同じ戦場に絶対立たんからな」
ハマーン「私も同じだ。味方に殺されてたま
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