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ジオン公国転生記
第25話 マクロスフロンティア編
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は虫けらを舐めすぎておったわ」
 ハマーン「そうかもな、しかしこ奴らをここで何とかせねばジオンがやられる。それだけは避けねばならない」
 ドズル「しかしどうするハマーン。国防軍では数は足らんぞ」
 ???「猛将ドズルの名が泣くぞ」
 ドズル「誰だっ!」
 ???「落ち着けドズル。自分の兄の声を忘れたか」
 ドズル「何!兄貴、兄貴なのか?」
 ギレン「ブー、ハズレ答えはユー・・・・邪魔をするな馬鹿者! ギレンと馬鹿者だ」
 ドズル「何故、兄貴が馬鹿はともかく」
 ギレン「援軍だよ」
 ドズル「しかし艦は全て」
 ギレン「私が作った、全員少し下がれ。虫を減らす」


 その声が消えた直後、ゴットフェニックスが頭上に現れバジュラの大群にに突入した。
 そして視界から消えた直後、バジュラの大群が広範囲で消滅した。

 ドズル「ゴットフェニックスがブラックホールクラスターを使いよった」

 同じ現象が4回起こり、バジュラの大群が残り2割程度まで減った。
 そしてゴットフェニックスは加速して火の鳥となり残り2割のバジュラを燃やし尽くした。
 通常状態のゴットフェニックスに戻るとドズル達の前に着陸した。
 ドズルとハマーンはその様子を唖然として見ていた。


 ギレン「ドズル、ハマーンどうした大丈夫か。魂が抜けて様な顔をして」
 ドズル「いやなに、兄貴はやはりユーリの兄なんだなっと思って。なあハマーン」
 ハマーン「えっ、ああ、そうだな。転生前も実の兄弟だったのではないか?」

     「「そんな事は絶対無い!!」」

 ハマーン「あっははは、ハ、ハモッタやはり兄弟、くくくあははは」
 ユーリ「ハマーン姉笑いすぎ。ドズル兄の後ろを向いて笑うな」
 ギレン「ドズル、ハマーン。真面目な話だ。お前達一旦ジオンへ帰れ」
 ドズル「兄貴とユーリだけを置いて行けるか!」
 ハマーン「私はまだ戦える」
 ギレン「誰が馬鹿者と2人だけで戦うと言った」

 ゴットフェニックスから艦載機が続々降りて来た。

 ギレン「こいつは母艦なんだ。分かったら帰れ」
 ユーリ「ドズル隊、ハマーン隊撤収、撤収。ところでキシリア姉はまさか、やられたとか?」
 キシリア「馬鹿者、生きておるわ・・・・プックククク、似た者同士と思っていたが兄弟転生、あっはっははは」
 ユーリ「ギレン兄。キシリア姉壊れたよ」
 ギレン「うむ。初の直接戦闘が激戦で余程精神にきたのだろう。帰ったら良い医者を手配せねば」
 キシリア「誰が精神異常者か! 馬鹿にするな。キシリア隊撤収作業、急げ」
 ドズル「ドズル隊、撤収開始、急げ」
 ユーリ「ハマーン姉も早く」
 ハマーン「私は残る。逃げ帰るなど性に合わん」
 ユーリ「合わなくても帰るの。
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