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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第十一話
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ら箒が俺に見せたのは…
「……そう来たかぁ……よりにもよって『ポーカー』かよ…」
まぁ、確かに花札とポーカーは役を揃え、より強い役を揃えた方の勝ち、という点など共通点が多いが…
つーかこの本イカサマのやり方まで書いてやがる。
作者は何がしたいんだ?
「う〜ん…これやりたいの?」
「だめ?」
………この顔を見て駄目って言える奴はこの世に居るのだろうか?
「いいよ…そうだ!箒、ゲームをするときのルールを決めよう!」
俺は箒にそう言った。
何故かって?ポーカーと聞いて某最強ゲーマーが浮かんだからだ。
「るーる?」
「そう、ルール、あるお伽噺の神様が決めたルールで〔十の盟約〕っていうんだ。
【一つ】この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずる。
【二つ】争いは全てゲームにおける勝敗で解決するものとする。
【三つ】ゲームには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる。
【四つ】゛三゛に反しない限り、ゲーム内容、賭けるものは一切を問わない。
【五つ】ゲーム内容は、挑まれた方が決定権を有する。
【六つ】゛盟約に誓って゛行われた賭けは、絶対遵守される。
【七つ】集団における争いは、全件代理者をたてるものとする。
【八つ】ゲーム中の不正発覚は、敗北と見なす。
【九つ】以上をもって神の名のもと絶対不変のルールとする。
【十】みんななかよくプレイしましょう 。
ってね」
俺は言いながら紙に書き出した。
「どういういみ?」
「んーとね、簡単に言うと喧嘩したら駄目ですよ。
喧嘩じゃなくてゲームで決めましょう。
ゲームでずるをしてバレたら負けですよってことだよ。
盟約その3、4、5、6、7、9は無視していいよ」
さすがに賭けはマズイしな。
「わかったー!」
「じゃぁ本を見ながら一回やって見よう、簡易ルールでいいか?」
「うん!」
よし、やるか。あ、忘れてた。
「おっと、その前に一つ、この十の盟約の中でゲームをするときは掛け声をいうんだ『盟約に誓って』ていうふうに」
「あっしぇんて?」
あ、くっそ可愛い。
「そうそう、じゃぁゲームを始めよう。
盟約に誓って!」
「あっしぇんて!」
「親どうする?ジャンケンする?」
「いちかでいーよー」
「じゃぁカードくばるぞ」
俺と箒の前にカードを五枚ずつ配る。
「どうだ?役はあるか?」
俺は5のワンペアだ。
「ん〜とねぇ…あった!」
「どうだ?変えるか?」
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