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ジオン公国転生記
第23話 マクロスフロンティア編
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か、右見て」
 アルト「何がいるって言うんだよ。えっ、MSなんでこんな所に!」

 そのMSから通信が入った。

 ユーリ「2人共おひさー。ぐふっ遂に2人でハネムーンいやーやるね。ア・ル・ト」
 アルト「ユーリ何でって、馬鹿そんな事言ってる場合じゃねぇ。後ろ、後ろを見ろ!」
 ユーリ「後ろ後ろって、何だ、ただのバジュラの大群じゃん、でそれがなーに?」
 アルト「お前なぁ、こっちは必至で逃げてるのに」

 俺は機体を反転させた。

 ユーリ「そんじゃあ、仕方が無い。『ファングドラグーン・フル・バースト』 切り裂けぇ」

 ストライクフリーダムの手足のカバーが開き計36本のユーリ製作のファング機能付きドラグーンが発射され、バジュラの大群に襲い掛かり、ビームを放ったり、ファングの様に切り裂いたりと暴れまくり、200はいた大群を殲滅した。
 
 ユーリ「よし! 時間を稼ぐからアルト達は、フロンティア船団に伝えに戻りな」
 アルト「お前はどうするんだよ。奴等あんな物じゃないぞ。それに母艦級よりでかいのもいた」
 ユーリ「それじゃあ余計に離れられないね。この星に居る人も危険だし、フロンティア船団も狙われる」
 アルト「それじゃあ、俺も」
 ユーリ「アルトは馬鹿? 彼女はどうするの。フロンティア船団には誰が伝えるの」
 アルト「でも」
 ユーリ「この機体にはフォールド機能は無いんだよ。衛星軌道上にあったフォールドブースターあれってアルトのでしょ。じゃあ決まりだね。第2陣が来る前に消えてくれない。邪魔」
 アルト「ユーリ・・・・」
 シェリル「アルト! 急いで戻りましょう。何をぐずぐずしてるの、戻って援軍を頼むの」
 アルト「援軍? そうか援軍。ユーリ耐えてくれ、援軍を連れて戻って来る、シェリル行くぞ」

 アルトは急ぎフォールドブースターまでたどり着き、フロンティア船団にフォールドした。


 ユーリ「さてとアルトには悪いが邪魔者はいなくなり、獲物は鈴なりさっきのでレベルも232あっ忘れるとこだった。アルカディア号こちらユーリ獲物は狩り放題おまけにラスボスあり。楽しめるとこまで楽しんだらキシリア姉の所にフォールドだ。流石に殲滅は無理だ。分かったらやるぞ」
 艦長「アルカディア号、オールフリーコンバット。パルサーカノンはでかいのを狙え。行くぞ」

 俺達は第2陣のバジュラの大群に襲い掛かった。
 アルカディア号は母艦級を狙いながら群れの中へ突っ込んだ。


 戦闘開始から15時間が過ぎた。
 ストライクフリーダムは無傷であるが、残念ながら俺がもう限界であった。
 レベルは既に桁が多すぎて見る気になれん、ここらが引き際か。
 アルカディア号は無数の傷を負っていた、こちらは乗員はまだまだ元気であった
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