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ジオン公国転生記
第23話 マクロスフロンティア編
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事が進めている事。ジオン公国船団の完成はいつ?」
 ギレン「1週間後だ」


 ギレン兄の執務室で俺はギレン兄と話をしていた。

 ユーリ「どうするの、そろそろ又別の世界へ飛ぶ?」
 ギレン「いやまだだ、この世界に居る筈の『神の転生者』を倒していない」
 ユーリ「見当は付いてるの?」
 ギレン「お前もな」

 『グレイス・オコナー!!』

 ギレン「バジュラ・クィーンを完全に乗っ取り、この世界を奴の物にしたら奴の勝ちだろう」
 ユーリ「『神の転生者』はどうもシナリオを、自分用に書き変えたい様だね。させないけどね」

 2人は、いやジオンの血は負けるのが嫌いである様だ。
 こうして初めての『神の転生者』との戦いが始まった。
 1週間後、全コロニーと衛星を連結した『ジオン公国機動船団』は、フロンティア船団の後を追い、フォールドに突入した。



 その頃、フロンティア船団では様々な事件が相次いで起きていた。

 惑星ガリア4のゼントラーディ基地での1部兵士の反乱騒動事件。
 シェリル・ノームの生ライブを見せないと、1部の兵士が反乱を起こすと言い出したのである。
 その為シェリルを乗せたシャトルと、護衛としてアルトがガリア4に向った。


 そのはるか後方にアルト達を追って、1隻の艦が追尾していた。

 ユーリ「艦長。行先は分かっているから、アルト達に見つから無い様にね」
 艦長「ハッ、ユーリ様。アルカディア号対象ともう少し距離をとれ」

 30代ぐらいの男が宇宙海賊のコスプレをして指揮を執っていた。
 ユーリ達はガリア4で何が起こるのか知っているので、見物がてらある事を邪魔しに来たのである。
 つまり、グレイスが起こすDMEの起動を、阻止しに来たのである。


 ガリア4に着いたシェリル達一行は、予定通りシェリルがV型感染症を発症、ライブが出来なくなり兵士達の暴動発生、一行は監禁された。
 ここから先はアルトの活躍とランカの初ライブがあるので、艦長に頼んで衛星軌道から録画を頼んで俺はガリア4に降りた。
 DMEの設置場所は分かっているので先回り、ありました。
 LAIで構造は把握済みなのでコンソール画面から起動規模を惑星単位から30cmに変更した。
 これで起動してもDME自身を吸い込んで惑星には被害が及ばない様になった。
 暫く待っていると、来たグレイス・オコナーが。

 グレイス「さよならシェリル。貴方との生活それなりに楽しかったわ。でも私は見つけた『リトル・クィーン』をだから、貴方とはここでお別れバイバイ」
 ユーリ「うんうん、それじゃあ又ねグレイス」
 グレイス「誰っ! 貴方はジオンの、何故此処に居るの?」
 ユーリ「ジオン公国第5王子ユーリ・ザビでーす。改
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