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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第22話 久々の日常、小猫デートします!!後編
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二人の幸せを祝福するだけです」
「……全く、そんな涙目で言っても説得力なんてないですよ」
私はアーシアさんをそっと抱きしめました。
「アーシアさん、私はアーシアさんなら一緒でもいいと思ってますよ?」
「えっ……?でも、そんな事……」
「前に言ったじゃないですか、アーシアさんの事は家族みたいに思ってるって。だから二人でイッセー先輩のお嫁さんにしてもらいましょう」
「……本当にいいんですか?私なんかがいても……」
「正直私一人だとイッセー先輩を支えられるかわかりませんしアーシアさんならかまいません」
「……わかりました。私も勇気を出します」
「その意気です」
アーシアさんは私から離れて先輩の方に向きかえりました。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!話が分からないんだが……」
「もう!私の気持ちに気が付いたならアーシアさんの気持ちにも気が付くでしょう?」
「アーシアの気持ちって……まさかアーシアも俺の事を?」
「……はい」
アーシアさんは顔を真っ赤にして先輩の質問に頷きました。
「えっと、その……いつからなんだ?」
「初めて会ったときからです。イッセーさんは出会った私に優しくしてくれました、それどころかレイナーレ様たちから私を引き取って下さり学校まで通わせてもらっています。イッセーさんには返せないほどの恩を貰いました。だから……」
「……そうか、アーシアも俺の事を想っていてくれたんだな……」
先輩はアーシアさんの気持ちを知って少し気まずそうな表情を浮かべました。
(どうしよう、俺は小猫ちゃんを選んだ。でもアーシアも俺の事が好きだって……正直メチャクチャ嬉しいが二人をお嫁さんにするっていっても日本の法律じゃダメなことだし……)
『何を下らないことで悩んでいるんだ』
先輩が何か考え込んでいると先輩の左腕に赤龍帝の籠手が現れてドライグの声が聞こえてきました。
「ドライグ!?寝てたんじゃないのか?」
『そのつもりだったがお前が優柔不断すぎて起きたんだ。別に二人を娶ってもかまわないだろう?グルメ界にはそういった法律なんてないしそもそも本人たちが納得してるなら猶更だ』
「それはまあそうかもしれないが……」
ドライグ、ナイスです!思わぬ助け船に私とアーシアさんは笑みを浮かべました。
『それにどっちも守ると約束したんだろう?なら男らしく女二人くらい守って見せろ、思い立ったが吉日なんだろう?』
「……そうだな、ウジウジ考え込むなんて俺らしくねえ。分かった、俺も覚悟が決まったぜ!」
先輩は両手で自分の頬を叩くと私とアーシアさんを抱きしめました。
「小猫……いや白音!アーシア!俺は二人が大好きだ!!ずっと
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