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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第22話 久々の日常、小猫デートします!!後編
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ングのソファーで先輩の隣に座って先輩と他愛無い話をしていました


「それにしても今日は楽しかったよ。女の子とデートなんて初めてしたよ」
「そうなんですか?」
「ああ、グルメ界にいたころは猛獣とばかり戦ってたしこっちに帰ってからも女子とは縁がなかったからな……まあ今は小猫ちゃんやアーシア、リアスさんたちといった美少女と交流できてるけど当時はそんなことになるなんて思ってもいなかったしな」
「じゃあ私が先輩の初めての相手になるんですね」


 そう言って私が微笑むとイッセー先輩はまた顔を赤くして頬を指でかき出しました。先輩って照れたりすると頬をかこうとするんです。だから先輩が照れてるって直にわかっちゃいます。


「初めてのデートが小猫ちゃんだなんて俺も運がいいな、だってこんなかわいい子とデートなんてなかなかできないし小猫ちゃんなら沢山の男が誘いそうだしな」
「そう言ってもらえると嬉しいです。でも私はイッセー先輩以外の人とデートはしないですよ?」
「えっ……?」
「先輩だけです。私がこうやって一緒にいたい男の人はイッセー先輩だけなんです……」


 ボソッと言った私の言葉は先輩に聞こえたようで今日一番の真っ赤な顔を見せてくれました。


「お、おっと!もうこんな時間か。そろそろアーシアも帰ってくるかもしれないし俺は風呂でも洗ってくるかな!」


 先輩はそう言ってソファーから立ち上がりお風呂場に行こうとしました。アーシアさんはまだ帰ってきてない……ならこれが最後のチャンスかもしれません!そう思った私はリビングからお風呂場に向かおうとしていた先輩に抱き着きました。


「こ、小猫ちゃん?一体どうしたんだ?」
「イッセー先輩、前にここでレーティングゲームが終わった後に打ち上げをしたのを覚えてますか?」
「ああ、その時に小猫ちゃんが猫又だって聞いたからよく覚えてるよ」
「実はあの時に言えなかったことがあるんです……」
「言えなかったこと?」


 私は先輩から離れて意を決して先輩に言いました。


「先輩、私……先輩の事が大好きです!一人の男として先輩が大好きなんです……!!」
「……えっ?」


 先輩は最初何を言われたのか分からないような顔をしていましたが途端に驚いた表情を浮かべました。


「初めて会った時からずっと気になっていたんです。美味しそうにご飯を食べる先輩も顔を真っ赤にして慌てる先輩も戦ってるときの荒々しくもかっこいい先輩も……先輩の全部から目がはなせなくなっちゃったんです……」
「小猫ちゃん……」
「あなたがいてくれたから私は仙術と向き合うことができました。私を強くしてくれた先輩がこの世界で一番好きなんです。ずっと傍にいさせてください、私を先輩のお嫁さんにして
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