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ジオン公国転生記
第22話 マクロスフロンティア編
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を元に戻します、部下の機体も自由にさせます。だからもう勘弁してください」
 ユーリ「『貴殿の部隊長へ推挙致します  ユーリ・ザビ』と、ハモンさん朱肉ある?」
 洋子「ユーリ様。その辺で許してもらえないでしょうか」
 ユーリ「色物部隊に隊長が要るのよね。名前まで変えさせる人物要る?」
 洋子「そこをなんとか。我儘を言う事もありますが、面倒見の良い隊長なんです」
 
 俺はラルさんの方に振り返り言った。

 ユーリ「ラルさん分かった。自分がどれだけ良い環境に居る事を、良い部下に囲まれている事を」
 ラル「すみません。洋子君、ライル君、ジェフ君すまんかった。もう2度と我儘は言わん」
 ユーリ「困ったな、元に戻ったか。折角、色物部隊の隊長が決まったと思ったのに」
 洋子「ユーリ様! 注意しに来たんじゃなく、本気で転属させる気だったのですか?」
 ユーリ「うん。部隊仲悪くなってるし、ならちょうどいいやと、ラルさん自身が色物だし」

 ラルさん以外全員が笑った。

 ユーリ「ライル君でもジェフ君でもいいや。部隊長だよ、給料3倍、いや特別に5倍でどう行かない色物部隊長」

 ライル君にもジェフ君にも、この部隊が良いと断られた。

 ユーリ「仕方ない他を当るか。ラルさん今度こんな事をしたら、即色物部隊だからね。一筆あるし」
 洋子「それ、冗談ですよね?」
 ユーリ「俺の実印だよ。チラシの裏でも有効だよ。じゃあねぇ」

 ラルさんは気を失って倒れていました。



 それから数日後、突然救難信号が飛び込んで来た。
 フロンティア船団と同じ、移民船団ギャラクシーがバジュラに襲われていると。
 新統合政府はギャラクシー船団救援の為、急遽SMSの出動を要請した。

 ジオンでも救援部隊の編成が進められていた。
 色物扱いで数を減らされたものの、攻撃力と艦載機搭載能力が再評価され、宇宙戦艦ヤマト(2199版)とアルカディア号(SSX版)の2隻が救援部隊として、マクロスクオーターと行く様に指示が出た。
 当然、通常の艦載機は降ろされ、新設部隊が乗り込んだ。
 俺の魔改造により艦載機格納庫は、艦載機の質量に応じて空間の拡大縮小が可能である。
 又、この2隻はフォールド航行が出来る様に変更されている。
 (ワープは危険であり取り外された)
 そして乗員も5人で機能する様に完全自動化が図られている。


 まず、マクロスクォーターから発進した。
 ジオンはもう少し艦載機の積み込み作業に時間が掛かる。
 ジオンの救援部隊の指揮は、キシリア姉がとる事になった。
 副指令としてマクベが選ばれ、今回俺はお留守番を言い渡された。


 ジェフリー「フォールド」

 マクロスクォーターは、スペース・フォール
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