第20話 マクロスフロンティア編
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に見えました」
アルト「血を吐いたって、どうして分かる」
ミハエル「隊長の指示でな、あいつのコックピットを最大望遠で見ていた。最後にむせたと言う前に何かを吐いてた」
オズマ「明日、艦長と一緒に総帥に会って来る。あの機体は危険すぎる」
ユーリ専用発着場でも問題が起きていた。
整備員「ユーリ様がお戻りになられたぞ」
ユーリ「ご苦労さん。じゃあ後はよろしく」
整備員「今回は何も無かったみたいですね」
整備士長「お前・・・・中を見てみろ」
整備員「うわああ、又血が整備士長」
整備士長「誰か! カメラ持って来い。ギレン総帥に会いに行って来る」
整備員「何しに?」
整備士長「このままじゃ、ユーリ様のお命に係わる。整備はやっておけ」
整備士長はコックピットの写真を数枚撮ると総帥府に向った。
翌日、ジェフリー艦長とオズマ少佐がギレン総帥に面会に訪れた。
執務室にはすぐ通された。
ギレン「2人して今日は何の用でしょ」
オズマ「総帥。茶番は止めましょう。貴方は私達の来た目的を知っておられる筈だ」
ギレン「この事かな?」
ギレンは胸のポケットより写真を数枚取り出した。
それはユーリの機体のコックピットの写真だった、血塗れの。
オズマ「これは酷い。総帥あの機体は危険です。ユーリ様のお命に係わります」
ギレン「ユーリは幸せ者だな。色々な人が心配してくれる」
ジェフリー「総帥。他にも誰か?」
ギレン「ユーリ付きの整備士長だよ、この写真もその者が。そして今貴殿が言われた事を、寸分たがわず進言していった」
オズマ「それならあの機体は封印か破壊するべきです。ユーリ様のお命の為にも」
ユーリ「そんな事はさせないし無駄だよ」
執務室には俺が入り込んでいた。
俺は壁にもたれかかり立っているのがやっとだった。
ギレン「まずは座れ」
俺は顔色も悪く動きにも精彩が無く、やっとの事でギレン兄の横の椅子に腰かけた。
ユーリ「ブラッディは妖刀。だから俺の血を代償に、俺に敵対する者を殲滅する」
オズマ「そんな無理をしなくても、バジュラは撃退する」
ユーリ「撃退じゃダメなんだ、必ず殲滅しないと」
ジェフリー「何故殲滅にこだわるのかね?」
ユーリ「奴らは独自のネットワーク通信で相手の特徴、武器等の情報を他の仲間に伝えその個体が進化する。進化した個体には情報で伝えられた武器等が効かなくなるか効き目が弱くなる。今回どうやら1匹逃がしたみたい。新しい武器の開発が間に合えばいいけど」
オズマ「でも逃したのは1匹だけだろう。多少強いのが出て来ても」
オズマの発言に俺は立ち上がって叫んだ。
ユーリ「奴らの通信はフォール
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