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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第21話 久々の日常、小猫デートします!!前編
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らバレちゃったんですよね。でも部長たちは驚きながらもそれを受け入れて内緒にしてくれると約束してくれました。


(イッセー先輩とココさんはグルメ警察の方と話をしてたから事情は知ってるのかもしれない…)


 その後はココさんがキッスを呼んで私たちにお別れの挨拶をしていました。でもその時にココさんはイッセー先輩にこう言いました。


『じゃあな、イッセー。久しぶりに会えてうれしかったよ』
『ああ、俺もだ』
『…もっとも、直に再会することになりそうだけどね』
『…そうかもな』


 二人はそれ以上話すことはなくココさんは去っていきました。でも私はなんとなく察しました。二人は洞窟の砂浜で出会った謎の生物の事を考えているって……


「…城さん?塔城さん?大丈夫ですか?」
「えっ…?」


 私を呼ぶ声に施行を現実に戻され横を向くとティアーユ先生が心配そうな顔をして私を見ていました。


「塔城さん?何やら考え事をしていたみたいですが大丈夫ですか?」
「あ、その…ごめんなさい、ティアーユ先生。ちょっと考え事をしてて…」
「あら、いつもは真面目な塔城さんが珍しいですね?でも具合が悪いとかではなくて良かったわ」
「はい、ご迷惑をおかけしました」


 いけない、今は授業に集中しなくちゃ……


 私は再びノートを書く作業に戻る。



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 あの後はしっかりと授業に集中したので問題なく一日の授業が終わり今は放課後の時間になりました。オカルト研究部は部長の用事で今日は休みになったので私は鞄に荷物を入れて先輩の教室に向かおうとしましたが何やら教室が騒がしいです。


「あの、何かあったんですか?」
「あ、塔城さん。丁度良かったよ、これをどうぞ」


 同じクラスの女子生徒から何かのチケットを貰いました。


「それ映画館で使える前売り券なんだけど私のお父さんが映画関係のお仕事をしていてその関係で貰った物なの。折角だから皆にも分けようかなって思って…あ、そうだ。もう一枚あげるよ、兵藤先輩でも誘っていってね」
「え、あ、ありがとうございます…」


 映画の前売り券ですか…丁度二枚貰いました。今日は暇ですしイッセー先輩と映画を見に行くのもいいかも知れません。


「でもアーシアさんの分が無いです…」


 イッセー先輩の傍にはアーシアさんがいます、それなのにイッセー先輩だけを誘うのも気が引けてしまいます。


「まあ最悪部長か誰かに譲ってもいいしとりあえず先輩のいる教室に向かいましょう」


 私は前売り券をしまって先輩の教室を目指しました。



 先輩がいる教室の前に来ましたが先輩
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