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ジオン公国転生記
第19話 マクロスフロンティア編
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ろう。アルト連れないな。いつも一緒に行動しているのに」
 アルト「?・・・・!!てめえ、ルカを買収したな」
 ミハエル「ナナセの写真を撮ってやると言ったら嬉しそうにしていたよ」
 アルト「ここでの会話は時間稼ぎか」

 ミハエルが扉の前から動いた。

 ミハエル「ユーリが消えた瞬間から販売スタートだ。何枚売れたかな。しかも買った奴等は血の涙を流しているだろう。アルトが憎いと待ってるよ。さあ入り給え地獄の官舎に」
 アルト「ああ、行ってやる」
 ミハエル「ちなみにルカは、艦内へ売りに行った。パイロット待機室は凄い殺気だろうね」
 アルト「くそう!」

 その時、官舎からカナリアが出てきて言った。

 カナリア「そうは上手くいかないんだ。ミハエル、今日はコピー機の定期点検日なんだ」
 ミハエル「しまった。うかつにもそんな事を忘れるなんて」
 カナリア「と言う訳で、ミハエル。今日は1日私に付き合って貰おうか。ちなみにユーリはオズマの部屋に叩き込んで来た。いくよ」

 ミハエルは1日中、カナリアの柔道の相手をさせられた。
 ルカはある意味被害者なのでおとがめなし、そしてもう1人の馬鹿者は。

 オズマ「怪我はもういいのか」
 ユーリ「はい、完全に治りました」
 オズマ「すまん。注意されていたのに、挙句にお前まで巻き込んですまん」
 ユーリ「俺の方が悪いんです。テスト段階の機体を素人同然『カチィン』のパイロットを乗せた方が悪い、ごめんなさい」
 オズマ「いや、俺の操縦は良かったが、機体が未完成品『カチィン』じゃ、癖を掴み切れず無理した為に危うく死にかけ『カチィン!』お前まで巻き込んで本当にすまん」
 ユーリ「俺が悪い。隊長だから上手いとか凄いとか勝手に思い込んで『カチィン!』普段乗っている機体との違いも判断出来ない『カチィン!!』パイロットを選んだ俺が悪い」

 アルトとシェリルとルカは、ユーリがオズマの部屋にいるのをカナリアに聞いたのでオズマの部屋にやってくると、中から激しい音がするので勝手に開けると、2人は取っ組み合いのケンカをしていた。
 アルト達では止められなかったので、カナリアに来てもらい2人を分けた。

 カナリア「で、何故こうなった」
 オズマ「こいつが未完成機に乗せておいて、俺の腕が悪い、判断力が無い何て言いやがるから」
 カナリア「ハイ、ハイ、それでユーリ」
 ユーリ「テスト中の機体だから50%で操縦してくださいって言ったのに、フルパワー出しやがるから貧血を起こしてだから、隊長って言っても色々なのがいるんですねって」
 カナリア「お前等、小学生か馬鹿者!」

 2人共カナリアに1発ずつ殴られた。


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