第19話
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4月23日、演習2日目――――
シャーリィとデュバリィによる夜襲があった翌朝、リィン達はミハイル少佐とレクター少佐から信じられない報告を受けていた。
〜デアフリンガー号・2号車―――ブリーフィングルーム〜
「て、鉄道憲兵隊も動かないんですか……!?」
「ああ……諸般の事情でな。」
「ま、帝国の東側で面倒な事件が起こってな。こっちに戦力を割いてる余裕がないってことだ。」
驚いている様子のトワにミハイル少佐は重々しい様子を纏って、レクター少佐はいつもの調子で理由を答え
「……おいおい、ふざけんなよ。”結社”の執行者に鉄機隊―――しかもあのシャーリィが来ている。下手したらサザ―ラント州が火に包まれてもおかしくねえぞ?」
「サザ―ラントどころか、下手したらアルトリザスの”お隣”のメンフィル帝国領まで”巻き添え”を受けるかもしれないわねぇ?」
「クク、1年半前の件でメンフィルにあれ程痛い目に遭わされたにも関わらず、そんな”余裕”があるなんて、さすがは1年半前に建国されたばかりの”新興の某帝国”と違って”伝統”を誇るエレボニア帝国だなぁ?」
「………それは………」
静かな怒りを纏ったランディと小悪魔な笑みを浮かべたレン、そして不敵な笑みを浮かべたランドロスの指摘に対して反論できないミハイル少佐は複雑そうな表情で言葉を濁した。
「……ランドルフ教官。あの、シャーリィさんという女性は?」
「ああ……身内の恥にはなるが俺の従妹になる。大陸最強の猟兵団の一つ、”赤い星座”の大隊長……―――いや、叔父貴が死んで団長になったみてえだな。」
トワの質問に対してランディは静かな表情で答え
「赤い星座……聞いた事があります。」
「クロスベルの異変で暗躍していた最強の猟兵団………わたくしやお兄様、それにランディさんが所属していた”特務支援課”やヴァイスハイト皇帝陛下達―――”六銃士”の方達の協力によって阻止する事ができたのですわ……」
「阻止っつーか、リア充皇帝共や”嵐の剣神”達が言葉通り叔父貴を含めたあの異変に関わっていたほとんどの猟兵達の命を奪って”壊滅”に陥らせたけどな。だがその後、あの人喰い虎は”結社”にスカウトされやがった。”赤い星座”に所属したままな。」
ランディの答えを聞いたトワは真剣な表情を浮かべ、複雑そうな表情で答えたセレーネに続くように疲れた表情で答えたランディは厳しい表情を浮かべた。
「それは………」
「―――”赤い星座”の本隊の連中が控えているって事だな。」
「更に”神速”を除いた”鉄機隊”の他の面々もね。」
ランディの話を聞いたリィンは表情を厳しくし、ランドロスとレンはそれぞれ静かな表情で
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