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ジオン公国転生記
第17話 SEED編
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いて行くのが分かった。
 今日はもう遅い明日やろう、多分これだ逃げられる。
 ところが違った、突然、荷台のシートがめくり上げられたのだ。


 周囲一同「「「「あっ、いたユーリ」」」」
 ユーリ「あ!、しまった」
 エリカ「扉を閉めて、ロックをかけて」
 

 誰かが扉を閉めて、電子ロックをかけた。


 エリカ「さーて、最後の晩餐といきましょうね、ユーリ」
 ユール「いやあ、今日は疲れたから明日で良いよ」
 エリカ「疲れも取れるし、明日何て来ないの、ユーリ」


 ゆっくりとエリカが近づいて来る。
 本当なら、俺の力で全員を倒して逃げる事が出来るが、それをやると二度と口を聞いて貰えなくなる。
 

 ユーリ「ハイ、ハイ、好きにしてくれ」


 開き直ってリンチでも拷問でも受ける事にした、受けても蚊に刺された程度にしか感じないからね。

 エリカ達も開き直られる想定はしていなかった様で、どうするか相談している。
 結局、無罪放免では無い物の、今日のテスト機の図面とIフィールドの設計図を書いて来る事になった。
 持って来るのが面倒なので、製図室を借り30分で書き上げた。
 

 ユーリ「またねー」


 俺はのんびりと帰って行った。

 3日間程俺は久しぶりに工房に籠りある物を製作していた。
 
 MVF−M11C ムラサメである。

 モルゲンレーテでのちに作られるが俺はそれを10%増しにして図面付きでモルゲンレーテに寄贈した、最後に手紙があり『この前は御免』と書いた。





 ある日ラルさんから頼み事をされた。
 ザフトの開発中のMSで『グフイグナイテッド』と言う機体がありぜひ欲しいと頼まれた。
 ギレン兄に頼み、グフイグナイテッドの図面と未完成品を送って貰った。
 俺は、ラルさんが欲しがる筈と思うぐらいジオンのグフに似ているのだ。

 まず、メインフレーム等は超合金NZαを使い動力はブラックホールエンジンで作っていった。
 左手のビームバルカンが弱い上距離が短いので、ラルさんに許可を貰ったうえでゲーマルクの様なハイパービーム砲を取る付けた。
 色はPS装甲をいれても青になる様に調整した。
 1週間後、漸く完成 ZMGF−2000グフイグナイテッド(ユーリバージョン)。
 早速、ラルさんに試乗してもらった。
 テストは良好で終了したが、ラルさんはテスト終了後も乗り回していた。



 それからしばらくして1度サイド3に帰ってこいと連絡が入った。
 

 ギレン「この世界を旅立ち別の世界へ行かないか」

 と言う驚きの発言だった。

 
 ギレン「この世界は私達の世界ではない、ここに住む人達の世界だ。我々は異物なのだよ
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