0298話『提督のとある症状』
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「まずいですね……提督の意識を手放す時間が早いです。これはもしかするともすかするかもしれません」
それから明石は提督に検査器具を付けようとして、次の光景を見て絶句する。
そう、提督の身体が透けたり戻ったりを繰り返しているのだ。
「提督!!」
思わず明石は提督を起こそうと体を揺さぶる。
そんな明石の必死の声を聞いて提督は何とか目を覚ました。
「ど、どうした明石? そんな必死な顔をして……?」
「なんとも、ないんですか……?」
「特にはないけど……なにかあったのか?」
「………」
明石はどう話すべきか悩んでいた。
でも、提督に自覚してもらってしまうとなにかさらに悪化してしまうかもしれないと思った明石は、
「……今は言えません。ですが提督。提督の身体は必ず私が治しますから……」
「そ、そうか……」
一応提督は納得したけど、その後に明石は提督とお布団を共にしている榛名を呼んで提督の症状を説明して注意を促しておくのであった。
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