暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二話
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やぁみんな、転生して目が覚めた。

状況からして俺はどうやら赤ん坊になっているらしい。

手足が自由に動かせないのがその証拠だ。

あとなんか色のついた玉がフヨフヨ漂っている。

たぶん魔法科に出てきた精霊-スピリチュアルビーイングってヤツだと思う。

精霊を視れるのは原作では霊子放射光過敏症の柴田美月だけだったはず。

なら俺も何かしらの目を持っているのだろうか?

まぁ面倒だし後で考えよう。

俺は今誰かは判らんがたぶん新しい母親であろう女性に話しかけられていた。

意識が戻って初めて見るがなかなかに美人さんだ。

俺が転生してから数分が経った。

何かよくテレビとかで見る保育機?の中に居た所を抱き上げられた。

「イチカ、私の、私達の愛しい子。
元気に育ってね、もうすぐ退院だから、もう少しだけ待っていてちょうだい」

彼女は微笑みながらとても優しい目でそう言った……。

だが、少し待って欲しい、イチカ?俺が?天然ジゴロで鈍感でハーレムキングなのに純粋で素直で激情家でヒーローって言葉が似合うあの一夏?冗談はよしてくれよママ殿。

「これでチフユもお姉ちゃんか、これを機に剣道以外にも目を向けてくれるといいのだけれど…」

チフユ……千冬?あのブリュンヒルデ?ファーストインフィニット・ストラトス白騎士で数千のミサイルを叩き落とし、モンドグロッソで無双して引退後鬼教官と呼ばれた織斑千冬がお姉ちゃん?

うぇーい、どうやら俺は本当にイチカ、いや織斑一夏らしい。

ならこの美人さんが一夏と千冬の母親ってことか、なるほど二人が美形になる訳だ。

しかしそうであるならば困った。

ひじょぉ〜に困った身の振り方とかその他もろもろ。

なぜかって?だって俺が一夏なら周りには姉の千冬、そしてかの大天災篠ノ乃束といった勘のいい者が多い。

つまり俺がカンヘルを造ろうとしたら、それ以前に俺が何かおかしいことがすぐにバレるのである。

いや俺が剣道をやらなければ、篠ノ乃神社の道場に通わなければ、篠ノ乃箒との繋がりを作らなければ、そうすれば篠ノ乃束だって友人の弟というだけの子どもに興味を抱かないのでは無いだろうか?

「一夏もお姉ちゃんと一緒に篠ノ乃神社の道場に行かせようかしら、この間箒ちゃんも産まれたことだし、いいお友達になれそうね」

なに?俺の考えてること読んでんの?

確かに原作一夏もヒロインズに思考を読まれてはシバかれてたけどさ。

その上この人…いや母さんはきっと失踪するのだろう、夫と共に、原作でそうだったように、俺と姉を置いて…

「さて、そろそろお腹が空く頃かしら?」

確かに空腹感を覚えるが…

「さぁ、いっぱい飲んで早く大きくなるのよ」


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