102 重圧(プレッシャー)
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リリィは外に出かけていた。これまで使っていた消しゴムが小さくなってしまい、新しい消しゴムを買いに行くためだった。また、ついでに何か飴でも買おうか、それともそれは無駄遣いだからやめようか考えていた。
(それにしても、今日は何かおかしな日ね。永沢君の命が危ないから知らないふりをしてって連絡が来て、外は何か変な人が色んな人の家にあがって迷惑がられているわ・・・、まさか、私の家にも同じ事されているんじゃ・・・)
リリィは異様な雰囲気のため消しゴムを買ったらさっさと帰ろうと決めた。そして、飴を買う事は断念した。みまつやに来たその時、店の前で男が二人、店主と話していた。
「おい、あんた、赤ん坊を抱えた女のガキがここ通んなかったか!?」
「いえ、通ってませんけど・・・」
「ちぇっ、じゃあ、失礼するぜ!」
男達は去った。
永沢は頭の痛みが弱くなった後、その場所は見知らぬ家の中だった事に気付いた。
「よう、君男君!ぶはははは!!」
顔を上げると各務田が立っていた。
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