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ジオン公国転生記
第15話 SEED編
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きする。防衛を任せる気は無いですか」
 ウズミ「何度言われようとも、お断りする」
 

 その時、ユーリの持つ端末が鳴った。


 ユーリ「うん、来たか沈めろ。それと前に逃がした3機必ず潰せ。後は任せる (ピッ)」


 ユーリは端末を1度切ると、又操作して何処かへつないだ。
 

 ユーリ「ユーリだ。海から来たからそっちにも行く筈だ、全部落とせ (ピッ)」


 部屋の空気が一気に重くなった。


 カガリが耐え切れずに俺に聞いて来た。

 カガリ「ユーリ今の通信はもしかして」
 ユーリ「ああ、地球連合の馬鹿を潰せと命令しただけ」
 ウズミ「ユーリ君、今迄の話を聞いていなかったのかね。勝手に動かれては困る」
 ユーリ「ウズミさん、いつ俺があんたの配下になった」
 ウズミ「配下では無いが、協力は断ると言った筈だ」
 ユーリ「誰も協力してないんだが?」
 ウズミ「だが今地球連合を潰す命令を出した」
 ユーリ「ウズミさん、あんた地球の支配者か? 領域外で俺達がなんかするのに許可がいるの?」
 ウズミ「違うが話し合いをだね」

 
 俺はウズミを無視してモニター画面のギレン兄を見た。

 ギレン「ユーリ好きにしろ。ウズミ殿、宣戦布告だ」
 ウズミ「何故急にそんな話になる」
 ユーリ「目障りだから」
 ウズミ「そんなのが理由になるか!!」
 ユーリ「理不尽なのが戦争。あんたの事が目障りだからが理由」
 ウズミ「ギレン殿!!」
 ギレン「手は差し伸べたが払われた。もう止められんよ。では」

  
 ギレン兄はモニター画面を切った。


 ユーリ「明日の12時開始。ハンデ、MS32機それで相手になる。まあ頑張る事だね」
 マリュー「ユーリ君、冗談よね」
 ユーリ「アークエンジェルは逃がしてやる。関係無いからね、でも立ち塞がるなら覚悟いるよ」
 キラ「ユーリ君、もう1度話合いできない」
 ユーリ「キラ。お前は向って来るから言っておく。明日手を抜いた攻撃したら別の人間が死ぬからね。戦争では手を抜けないって事教えてあげる」
 ウズミ「ユーリ君、ギレン殿ともう1度話合いをさせてくれ」
 ユーリ「人の手を払いのけておいて話し合いか。自分勝手だね。俺も勝手にするそれだけ」

 
 部屋を出る直前、俺は振り返り言った。
 
 ユーリ「ジオンは13年以上戦争をしてきた。甘い考えは捨てる事。じゃあねー」
 カガリ「ユーリの大馬鹿野郎」
 

 翌日、12時になった。

 ユーリ「ラルさん、隊をそうだなーまあ5つに分けて」
 ラル「多すぎませんか」
 ユーリ「何だけどねー。相手にならないし指示するのも面倒今回は自由行動でいいや」
 ラル「アークエンジェルは残っ
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