暁 〜小説投稿サイト〜
とある3年4組の卑怯者
101 連絡網
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

 太郎を抱えた永沢と城ヶ崎は慌てて戸窓を開けた。永沢は慌てて太郎を城ヶ崎に渡す。
「城ヶ崎、太郎を頼む!」
「えっ!?」
「僕はともかく、太郎だけは無事にさせてくれ!」
「永沢はっ!?」
「いいから逃げてくれ!」
「わ、わかったわっ!」
 城ヶ崎は太郎を連れて逃げた。靴を履く余裕がなかったので、素足で庭に出たた。永沢は戸窓を閉めて通さないようにしたが、簡単に開けられ、永沢裏はの方へ逃げた。
「お前はあの女のガキを追え!あいつは俺達で取り押さえる!」
 各務田の部下は一人は太郎と城ヶ崎を追い、あとの二人は永沢を追った。永沢は塀をよじ登ろうとしたが、間に合わず、捕まってしまった。
「放せ!」
「うるせえ!おとなしくしろ!!」
 永沢は取り押さえられ、バットで後頭部を殴られた。痛みでその場を動けなくなってしまった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ