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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第254話 助ける為に
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の1つだ。生徒向きなら既存のままでも十分だが、目的……
彼女達
(
・・・
)
の事を考えたらな。大人しくはしない可能性が高いと思うからな。後タイムラグについては、手動調整には当然限界があるから、下手に弄るよりは最適化プログラムに任せた方が良い。今回の判断は間違いないとオレも思う。……と言う訳で今回に関しては2人には其々実技点80点、と先生達には報告しておく。だが、正式じゃないからな。ちゃんと出すもの出しとけよ?」
「「っしゃあ!! サンキュー 隼人っ!!」」
「……ってか、筆記の方もこれくらい情熱もってやれば、楽勝じゃないか? お前らだったら」
「「ぅ……」」
当然だが採点は教師が行う。だが、この班は別だった。
隼人の事を特別扱いを〜 と言った事ではない。専門分野において知識や技術に関しては 世界一の腕を持つ隼人を超える者が教師を含め、この学校にいる訳もない。だからか、退屈をしない様に(隼人自身は退屈を否定しているが)と先生がユニークな教育方針を立てたのだ。
知識や技術面ではなく、他人に教える事、そして評価をしてみる事、それらも、向上性を刺激する。隼人には 誰かを教える力を養ってもらうと言う考え、と言う訳だ。これが結構良い具合に回ったらしく、他の生徒達にも良い刺激を与え、隼人も試行錯誤を繰り返していたが、同じく良い刺激になっていた。
採点に関しては、出来具合を再度先生が確認するから、不正や賄賂? 的なモノは通用する事は無いのは当たり前で、……そもそも 隼人自身がその手のモノに乗る訳がない、と言うのは何回か行って証明済みだから、教師側も安心して任せているのだ。
隼人は100点満点をつける事は基本的には無い。
これは答え等は当然ない。極論すれば100人いれば100人の回答が存在するからだ。何を思って作るか。何をさせたくて作るか。思い1つで驚くほど変わるから。
そして何よりも、100点を付ければ そこから先の伸び代も無いと思えてしまうからだ。まだまだ先は天井知らずであり、何処までも行けると思っているからこそ、その期待値を込めて、隼人の中では80点を上限としている。その点は先生達に伝えていた為 実質満点に近い評価点、となるので、2人は非常に喜んでいるのだ。
筆記テストに関しては、やっぱり実技の方が面白さが上回って頑張れるけど そっちは………と言う様子だった。
そして、当然次は和人。
今回のテーマの発案者であり、(ユイの為)誰よりも力を入れている科目だから 非常に自信があった様だ。それまでのプログラミング等も大体の骨組みは和人が行ったし、今回の主役は間違いなく和人だと言う事は他の2人も判ってる+認めてる為 文句の類は一切なかった。
と言う訳で、お預けをくらった子犬が美味しそうなご飯を
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