第13話 SEED編
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
アラスカ基地の片づけが粗方終わり、俺達はキラの待つ浜辺に向った。
俺は、フリーダムを近くで見たいだけなんだけど。
キラはザフトのパイロットスーツを着ていた。
フラガ「ザフトに居たのか?」
キラ「はい、でも僕はザフトではありません。同じくもう連合でもありません」
フラガ「キラ、お前」
マリュー「あれは?」
キラ「補給の事でしたら」
ユーリ「いりません。核動力、Nジャマーキャンセラー付きだろ」
キラ「! ユーリ君、君は一体」
ユーリ「ちょっかい入れて悪かった。続きをどうぞ」
キラ「ユーリ君が言った通り、Nジャマーキャンセラーが組み込んであります。データーを取りたいと言うなら立ち去ります。奪って出もと言うなら戦ってでも守ります。あれを託された僕の使命だから」
マリュー「この事は口外を禁じます。ユーリ君貴方も」
ユーリ「それは無理やな。心配無いジオン以外でしゃべらん」
マリュー「ジオンでも黙っていて欲しいのだけど」
ユーリ「だから無理、そんな過去の技術、今時ジオンの子供でも知ってる」
フラガ「過去の技術って、お前」
ユーリ「ジオンがNジャマーに辿り着いたのは10年前、キャンセラーが8年前、ジオンは核動力を全て捨てた」
キラ「捨てたってじゃ動力は?」
ユーリ「ブラックホールエンジン」
マリュー「もう、冗談はやめて」
ユーリ「キラ、信じられんこれが1番安全な隠し方や」
フラガ「その言い方だとまじか」
ユーリ「もう1つだけジオンの秘密、ジオンは本来CE世界の存在じゃないUC世紀の存在。つまり違う世界の人間って事」
マリュー「え。・・・でもどうやって」
ユーリ「それは俺にも分からんね。俺達が来たのか、君達が来たのか」
長い間沈黙が訪れた。
ユーリ「帰ろ、腹が減った」
マリュー「え!・・・そうね、帰りましょう」
フラガ「お、おい」
ユーリ「全員同じ夢を見るなんて不思議」
キラ「夢?・・・夢か、うん不思議」
ユーリ「フラガ大尉はまだ寝てるのか、夢見る世代か」
フラガ「・・・夢ね」
ユーリ「何にもないただの夢」
こうしてこの件は夢落ちで終わった。
ただ2人まだ浜辺に残っていた、キラとユーリである。
ユーリ「聞きたい事があるのだろ」
キラ「君はUC世紀で見た事があるんだね」
ユーリ「まあな、自分で作ったら見るよな」
キラ「自分で作った!本当に」
ユーリ「俺はこう見えても技術者やMS、艦船なんでも作った。ある日新型の動力炉を作った時や動かした途端全てが止まった、正確には核動力が止まった。分かるか俺はNジャマーのひな型を作った。それからが面白くて解析し完全なNジャマーを作った。そうなると今度は逆を
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ