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ジオン公国転生記
第12話 SEED編
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ろに下がった。

 クルーゼ「それで最後は私を撃って終わりかね」
 ラル「そんな指示は無かったのでな、我々がここを離れるまで大人しくしていてもらおう」
 クルーゼ「何どういうつもりだ」
 ラル「上の考えは私らには分からんよ。それに個人的には貴様とはMS戦で決着をつけたいのでな」
 クルーゼ「あの時のMSパイロットか!」
 ラル「そうだよ。では、さらば」

 ラルと部下2人のMSが飛び立った直後、クルーゼのシグーの後ろからもう1機MSが飛び去った。

 クルーゼ「もう一機隠れていたのか。フッフッフッ、アハハ! ここまでコケにされたのは初めてだ」
 
 クルーゼは怒りか笑いか分からない様子でシグーを飛び立たせた。


 ラル達のMSは無事レウルーラに帰還した。

 ラル「フレイ嬢は無事救出しました」
 ユーリ「こっちもさっきナタルを確保したって、潜水艦も今の所全部沈めてるって」
 ラル「ほう、ではこちらも」
 ユーリ「全MS,VF発進。オールフリーコンバット。敵はザフト繰り返す敵はザフト」
 
 ジオン軍はザフトに襲い掛かった。 
 しかもVFは、なかなか出番が来ないので飢えていた、しかもガウォーク・バトロイド形態になって戦って者達がいる。
 これは本来のバルキリーを教えられたパイロット達が必死に訓練した賜物である。
 ユーリは本来のバルキリーを作り、MS適正で合格した者には渡している。
 やはり高速戦闘はバルキリー方がMSより上でザフトのMSが次々と潰されていく。

 だがジオンMS隊が劣っている訳では無い。
 テスラドライブにより飛行可能、ドライブブースターにより加速できる。
 陸空宙の3つに対応可能。
 特にラムダドライバーを使いこなすパイロットは脅威である。
 思いを現実にするラムダドライバーはパイロット次第でどの様な攻撃、防御、移動ができる。
 機体に負担がかかる為、リミッターが取り付けられあまりアクロバティックな動きは出来ないが。
 
 ザフトのMSが物凄い勢いで潰されていく。
 
 アークエンジェルではこの状況に混乱していた。
 
 マリュー「一体何が起きてるの」
 ミリアリア「MSです、MS同士が戦っています」
 マリュー「連合のMSはまだ、量産されていない筈」
 ミリアリア「あ!分かりました。ジオンです、ユーリ君の機体信号がこっちはラルさん。ジオンの援軍です」
 マリュー「ユーリ君、あなたって」

 その時アークエンジェルのブリッジ前を蒼いサザビーが手を振りながら通り過ぎようとしていた。

 ミリアリア「ほら、ユーリ君のMSよ」
 マリューは目を潤ませていた。

 そこにジンが近寄りバズーカでサザビーに2発、3発と撃ち込んでいく。
 爆炎で2
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