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鬼と妖狐もう異世界から来るそうですよ?
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黒「あり得ない、あり得ないのですよ。話を聞いてもらうまでに小一時間もかかってしまうなんて。
学級崩壊とはこのような状況をゆうに違いないのです」
十「いいからさっさとはじめろ」
黒「はい」(泣き)

黒ウサギは軽く咳払いをした
黒「ようこそ、箱庭の世界へ。私たちは皆様にギフトを与えられたもの達だけが参加できる『ギフトゲーム』の参加資格をプレゼントさせていただきました」
凛「『ギフトゲーム』?」
黒「yes、もうお気づきなのかもしれませんが皆様は普通の人間ではありません。
その特異な力は、修羅神仏から悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵なのです。
『ギフトゲーム』はその恩恵を駆使して、あるいは賭けて競い合うゲームのこと。この箱庭の世界はそのステージとして造られたものなのですよ。」
飛「質問、自分の力を賭けなければならないの?」
黒「そうとは限りません。ゲームの賞品は様々。
ギフト。品ピン。土地。利権。名誉。人間。
賭けるチップの価値が高ければ高いほど得られる賞品の価値も高くなると言うものです。
ですが当然、賞品を手にいれるためには主催者の条件をクリアし、ゲームに勝利しなければなりません。」
耀「はい」
黒「どうぞ」
耀「主催者ってなに?」
黒「ギフトゲームを主催し管理する人のことですね。」
耀「誰でもなれるの?」
黒「賞品を用意することができれば。」
凛「ひとつ良いか?」
黒「なんでこざいましょう?」
凛「そのギフトを賭けるゲームをした場合、なにか法律的なものがあるのか?」
黒「先ほども言いましたが、ギフト以外でも賭けることができます。
ですが、当然、ギフトゲームでの違反行為があれば即、罰せられます。」
凛「そうか」
御「なにか気になることでも?」
凛「いや、彼女は何か隠している気がしてな。」
御「そうですね。」

黒「ここまで、質問はもうないですか?」
十「待てよ。俺がまだ質問してないぜ。」
黒「なんでこざいましょう?」
十「俺が聞きたいのはただひとつ。」
黒「?」
十「この世界は、面白いか?」
黒「yes!ギフトゲームは人を超えたもの達だけが参加できる新間の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと黒ウサギは保証いたします。」



黒「ジン坊っちゃーん。新しいかたを連れてきましたよ〜!」
ジ「お帰り、黒ウサギ。そちらの四人が?」
黒「yes!こちらの五名様が
あれー、もう1人いらっしゃいませんでしたか。」
飛「十六夜くんなら。“ちょっと、世界の果てを見てくるぜ”とか言いながら駆け出していったわ。」
黒「何で止めてくれなかったのですか!」
飛「止めてくれるなよ、と言われたから。
黒「何で黒ウサギにいってくれなかったんですか!」
耀「黒ウサギには言う
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