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ジオン公国転生記
第8話
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った。
 艦艇も調べに行って、操縦席のパネルにPS装甲のボタンを見つけ押してみると色が変わった。

 ユーリ「間違いなくMSも艦艇もPS装甲に変わっている」

 俺はギレン兄の執務室に飛び込んだ。

 ユーリ「ギレン兄。すべてPS装甲に変わったよ」
 ギレン「夢は寝ている時にだけ見ろ」
 ユーリ「本当だって、ペンダントに願いを込めたら全部変わったの」
 ギレン「ペンダントはジオンの物しか効かない筈」
 ユーリ「それなんだけど。俺達が図面から研究して実際に作ったよね、これってもうジオンの物ってならない?」
 ギレン「それは明日試してみよう」
 ユーリ「別に今日でもいいじゃない」

 ギレンは書類を書いていた手を止めると顔を上げユーリに言った。

 ギレン「ユーリお前1番大切な事を忘れているぞ」
 ユーリ「な、何さ、大切な事?」
 ギレン「ペンダントの願いは機械に対しては1日しか維持出来ない」
 ユーリ「あっ、ああ、あああ、あうあうあう、ああああああああああ」

 俺は泣き崩れた。
 
 いや待てよ、確かに機械に対して1日しか効果がないけど、それって知識の程度によって変わるのでは?
 みんな、アニメや本で見てるけど、俺はここ10年実際に作って理論も理解して自分の物にしている。
 自分の物にした物は普通に持つのでは、明日だ明日分かる。
 
 翌日、俺の予想は完全に当たっていた。
 前の日にしたPS装甲は、1日経っても消える事無く残っていた。
 
 ギレン兄は驚いて声も出せなかった。
 そこで俺は、前日思いついた考えをギレン兄に言った。

 ギレン「すると、自分の物にした技術であれば、別の世界の物でもペンダントで出来るし継続するというのだな」

 ギレン兄も現実に目の前にあるPS装甲を見て納得した。
 そして兄弟全員にこの事を伝え、どんな事でも良いから技術を自分の物にせよと言った。

 俺は陽電子リフレクターの他に新しく完成したグラビティテリトリーを同じ様にMS,艦艇に取り付けた。
 それからは、研究所と工房に寝泊まりすることが増えた。
 PS装甲とサイコフレームを合わせた装甲を作ったり、材料の研究で超合金NZαを作ったり、特殊技術を作っていった。

 ?

 遂にシャアからの宣戦布告が来た、協力者はやはりハマーン姉だった。
 サスロ兄とガルマ兄は、ア・バオア・クーへ援軍として出かけた。
 その直後にサイド3目指してハマーン姉が部隊を連れて近くまで来た。
 俺は他の部隊に防衛を任せると、ラル隊31機とで迎え撃った。
 アクシズ軍250機であった。
 
 ハマーン「ユーリお前との仲だ、道を譲れば命は取らん」
 ユーリ「ハマーン姉。大人しく帰ってくれない」
 ハマー
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