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ジオン公国転生記
第7話
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、ネェルアーガマに連絡。旗艦の真後ろから奴にハイパーメガ粒子砲を撃てと、そうだこの艦諸共だ。スマン、みんなの命俺にくれ。地球を守る為に」
 
 艦橋に重苦しい空気が流れたが、みんな覚悟を決め頷いた。

 司令「ありがとう。よし、作戦開始だ。ハイパーメガ粒子砲のチャージを隠す為、艦隊は密集隊形。MS隊は実弾装備で無い者は特攻覚悟で格闘戦を挑んでくれ。通信士、連邦軍本部に連絡。敵は100m級のMA1機を要する。Iフィールド、重装甲によりほとんどの攻撃が無効化される。ZZクラスのMSを3個小隊は必要と思われる。なお既に第4、第6艦隊は全滅、シャアの艦隊は無傷、早急に別艦隊の派遣を望む。我らは特攻覚悟の最終作戦を敢行する為、この通信が最後である以上」

 ジェガン部隊がMAに突貫して行く、ジムVがミサイル、バズーカを撃ち放っている。

 司令「ネェルアーガマに連絡。カウント不要、チャージ出来次第即ぶっ放せ以上」
 通信士「連邦本部より連絡。通信内容了解した。月から3艦隊、地球から5艦隊、近隣の部隊も急行中。MSZZ4個小隊、ZU4個小隊も急行中」
 司令「我々の行為は無駄にはならない、それだけの部隊が揃えば、シャアの野望も打ち砕かれるであろう」

 それから3分後、ハイパーメガ粒子砲が旗艦諸共放たれた。
 確かに命中したが、それは廃棄された長距離用大型ブースターにである。
 シャアは見抜いていたその上で作戦に掛かったふりをして見せた。
 大型MAαアジールの性能を持ってすれば、数分で終わる作業である。
 
 キャスバルであればとっくにルナUを落としていただろうが、シャアは刺激を求めていた。
 だからルナUを落とさずに、戦う相手を待っているのだ。 
 30分程すると、レーダーにMSの編隊が接近するのを捉えた。
 シャアは自分が出ようとしたがナナイに止められた。
 一瞬怒りを覚えたが、レーダーが次々と反応が現れたので、出撃を次にするべく気を落ち着けた。
 取り敢えず、ギュネイとギラドーガ10機を出撃させた。
 相手はZU・4個小隊12機であったが、6機がギュネイのファンネルよって瞬殺された。
 ZU側は一瞬何が起きたか分からず混乱していたが、隊長により落ち着かされた。

 隊長「相手はニュータイプで多分ファンネル攻撃だろう。俺が相手をするからお前達はギラドーガを相手しろ」

 ZU隊長はビームサーベルを抜き接近戦を仕掛けると、相手もビームサーベルで応戦してきた。

 隊長「やはり接近戦ではファンネルは使えまい」

 ZU隊長は右手のビームサーベルを振りかぶろうと操作したが右腕に反応しない。

 隊長「何だ、動かん」

 機体モニタ―を見て驚いた、モニター画面の表示が殆んど赤なのだ、いつの間にか両手足
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