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ジオン公国転生記
第7話
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 それから2日後、ギレンから衝撃の話を聞かされた。
 
 ・過去、現在、連邦軍にアムロ・レイと言う人物はいない事
 ・ロンド・ベルと言う部隊は存在しない事
 ・ホワイトベースに民間人を乗せた事は1度も無い事

 この話を聞いた当初は、シャアは信じなかったが自分で調べるうちに真実と分かり、シャアは心が壊れた。
 シャアに転生したのは、アムロとMSで血沸き肉躍る戦いをやりたかったからだある。
 クエスがまとわりついて来るのを、疎ましく思ったシャアはクエスを強化して、ロボット人間にしてしまった。
 それに対して文句を言ったギュネイも、再強化して同じくロボット人間にしてしまった。
 もう誰もシャアに口出しする者はいなくなった。
 
 ジオンが寄越した資源衛星に核ミサイルを10基搭載して、ダカールに落とした。
 核ミサイル10基と資源衛星が爆発数百万の都市は一瞬で消え去った。
 そして大量に巻き上がった粉塵は、昼でもなお薄暗い世界を作り出していた。
 もう1つの資源衛星はニューヤークに落とされた。
 この時になって連邦政府は漸く、シャアは本気で地球に人が住めない星にする気だと感じた。
 
 ルナUより漸くシャア討伐艦隊が出港しょうとしていた。
 その時、港口から5発の核ミサイルが飛び込み内部で爆発した。
 シャアが最後に残しておいた核ミサイルであった、発進しょうとしていた艦艇は薙ぎ払われ、人は一瞬でこの世から消え去った。
 シャアはルナUを止めとして最後の衛星爆弾に使用して、地球寒冷化作戦完了とするつもりであった。
 

 その様子を見ていたザビ家では。

 ユーリ「シャア、無茶し過ぎじゃない」
 ギレン「あれは、シャアでは無い。アムロと戦えなかった抜け殻だ!」
 サスロ「だが連邦政府もおかしい。反撃の手が遅すぎる」
 ギレン「初動に政治家共に邪魔をされ、動きが遅くなっているのだろう」
 ユーリ「アムロは何故いないのかな。人気では上位だと思ったのに」
 ギレン「アムロは存在していた」
 サスロ「では何故」
 ギレン「我々の責任でもある。ティターンズを早く作りだしたせいでティターンズに殺されたのだ」
 ユーリ「ティターンズに」
 ギレン「正確には、ティターンズに転生者がいてアムロの成長を恐れて暗殺したのだ」
 サスロ「ひょっとすると!」
 ギレン「ブライト、カイ、ハヤト、セイラ、ララア等原作開始前に活躍した人物は暗殺されている」
 ユーリ「ジオンは、俺はともかく兄さん達は」
 ギレン「ザビ家はダイクン派との確執があったからな暗殺対策ぐらいしている」  
 ユーリ「じゃあ、連邦がこれまでジオンを攻めなかったのって、転生者がいなかったから?」
 ギレン「それもあるだろうな。味方同士で殺し合い
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