第三章
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す、ですから」
「茶太郎君はああしてなのね」
「皆さんに両方を飲んで頂き両方の美味しさを知ってもらい」
そのうえでというのだ。
「出してもらったのです」
「そういうことね」
「そしてお店が成功したことは」
茶太郎は部長に微笑んで話した。
「何よりです」
「そうね、本当によくわかったわ」
「喫茶店にはどちらも必要ということが」
「わかったわ、それじゃあ今日はお礼にね」
部長は茶太郎にその笑顔を向けてこうも言った。
「うちの部活に来て」
「お礼はいいと」
「笑顔ならいいわね、有り難うって言いたいの部の皆で」
「そういうことですか、では」
「来てくれるわね」
「喜んで」
それならとだ、茶太郎は応えた。応えたその時の顔は上品な笑顔だった。
茶コーヒー対決 完
2018・1・26
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