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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第20話 小猫、初めてのグルメ食材。フグ鯨を調理せよ!!
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たい…か。実際に食っちまうとそれも頷けてしまうな」
「はい、本当に美味しいです」
「でもな小猫ちゃん、こんなに美味しいのはきっと君や皆が頑張ってくれたからなんだぜ?」
「えっ?」


 イッセー先輩の話に思わず首を傾げてしまった。私なんてココさんのアドバイスが無ければフグ鯨の調理なんて不可能だったしデビル大蛇と戦ったのもイッセー先輩とココさんだし…


「僕もそう思うよ、美食屋の喜び…久しく忘れていた。君たちがいなければきっと気付けなかっただろう。だから言わせてほしいんだ、ありがとうってね」
「ココさん…」


 ココさんの笑顔を見て私も皆も自然と笑顔になりました。


「さあ皆、フグ鯨をもっと堪能しようぜ!!」
「「「おおーーーーーっ!!!」」」



 そうだ、今度はイッセー先輩にあーんしちゃおうかな……なーんて……







 ザバァァァァァ!




「あれ、何の音でしょうか?」
「海から聞こえたね」


 何かが浮かんでくる音がしたので海の方をみると人型の生き物が上がってきました。顔は嘴みたいな長さで全身が毛むくじゃらの生き物でした。でも仙術で見ると氣の流れは全く感じません。


(あれは何だろう…先輩なら知ってるかな?)


 私はあの生物について先輩に聞こうとしましたが…


「せ、先輩…?」


 先輩とココさんはまるで見てはいけないものを見たような表情を浮かべていました。


「ドライグ!最大倍加だ!!」
『おう!!』


 イッセー先輩は赤龍帝の籠手を出して戦闘態勢に入りました。


「はああぁぁぁ……!」


 ココさんも全身を真っ黒にして戦闘態勢に入りました。あの生き物はそれだけ危険な生物なのでしょうか?



 謎の生物は暫くこちらを見ていましたが興味を無くしたのか同靴の砂浜の入り口に消えていきました。


「あ、危なかった……」
「せ、先輩…今の生き物は…」
「分からない、唯あいつと目が合った瞬間殺されるかと思った…」


 私は先輩に寄り添いながら謎の生物が去っていったほうを見つめていました…





side:ゾンビ


「ふざけるんじゃねーぞ!!俺様はゾンゲだ!!」


 ったく、ようやく俺様視点になったかと思えばふざけた事をしやがるぜ。


「ゾ、ゾンゲ様?いきなり叫んでどうしたんですか?」


 おっと俺様の子分を怖がらせちまったみたいだ。いかんいかん。


「いや、何でもない」
「それよりもゾンゲ様、本当に上手くいくんでしょうか?フグ鯨を取ってきた奴から奪うなんて…さっきのじいさんは明らかにやばそうでしたしもう帰りませんか
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