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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第十四話:パペット・マペットのショートコント
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けど、また道化師が訪れたら、今度こそ死人が出るかもしれないんだよ? 今の内に殺しといた方が良いんじゃねぇーの?」
極悪野郎ウルポンは如何してもイカさんを死刑にしたい模様……悪魔ですね。
「待ってください! 前回は油断してたから呪われてしまいましたけど、今後は気を引き締めて生きて行きます。もう呪われたりは致しません!」
必死だ……イカさんも必死になって命乞いをしている。
これはイカさんを助けるのが、反ウルポン派の仕事ね。
「ねぇウルポン……今後はこの海域を守ってもらう事を約束させるってのは如何? 何も死刑にするだけが解決方法じゃ無いと思うんだけど?」
「流石リュリュさん! 何てお優しいのでしょうか? 私もリュリュさんの意見に賛成ですぞウルフ殿。今後は守り神として尽力する事をイカ殿に誓わせましょうぞ!」
おおぅ、ラン君が大いに賛成してくれた。
とは言え性格極悪野郎が簡単に死刑を免除するとは思えませんわね。
ゼシカちゃんにも色仕掛け方面で説得をお願いしましょうかしらね?
「そうか、皆がそこまで言うのなら、この海域を守る事を厳守すると言う事で、このイカの罪を許してやろうじゃないか!」
あれ! アッサリ免除を認めてくれた。如何した極悪野郎ウルポン……何か悪い物でも食べたのかしら?
「何様だアイツは? 随分と上から目線で死刑免除を受け入れたぞ(笑)」
私がウルポンの素直さに驚いていると、ラン君が彼の偉そうさ加減に苦笑いしてる。
極悪野郎の素直さは驚きポイントじゃ無いのですか?
「約束します! 私は今後はこの海域の安全を守るイカとして生きて行きますぅ!!」
ラン君の独り言は小さすぎて私にしか聞こえなかったみたいで、イカさんは守り神役を受け入れ体勢で命乞いしてます。
「よし。では貴様にはこの海域の安全を守る事を命じる! 良いか、俺は常にこの海域の出来事に注視し続ける……もしも何らかの事故が起きて、その情報が俺の耳に入ってきたら、世界の何処に居ても飛んできて、この海の水を全て蒸発させても海底から貴様を引きずり出し、地獄よりもキツイ罰を与えるからな!」
「はいぃぃぃ! 肝に銘じ、心を強く持って海の安全を守り続けますぅ!」
恐ろしいくらいの目力でイカさんを睨み付け脅すウルポン。
イカさんも本当に怖いのか、涙声で守り神役を誓ってる。
この海の水を全て蒸発させるなんて、出来る訳無いのに……嘘吐き野郎め。
「よし、アハト君・ヤンガス……イカの足を離して良いぞ」
「ふぅ、やれやれ」「まったくやれやれでがすね兄貴」
ラン君じゃありませんが、本当に何様ですかねぇ?
偉そうに……
リュリュSIDE END
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