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ジオン公国転生記
第1話
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いと、今言われました」
 大魔王「作者も年だしな。仕方ないのか。お前で最後だ行くぞ」
 ユーリ「お前で最後って?」
 大魔王「今回はお前を含めて6人間違えた」
 ユーリ「今回は!?」
 大魔王「うるさい。行って来い」

 ユーリの足元が開き、落ちて行った。
 
 大魔王「フウ。やれやれ、終わったか」
 悪魔 「大魔王様も好きですな」

 大魔王の後ろから執事服を着た悪魔が現れた。

 大魔王「ワシは奴らの夢を叶えておるだけだ。その後それを楽しく見るのが趣味なだけよ」

 大魔王と悪魔は、笑っていた。 

 ?

 そんな事とは知らない俺は、突然景色が変わったのに驚いた、何処かの人気の無い路地裏らしい。
 ふと上を見てみた俺は、息をするのも忘れて感動していた。
 そこには空があり、そこには街があり、そして宇宙が見えるのだ。

 ユーリ「スペースコロニー・・・か!」

 やった、本当に来てしまったぜ『機動戦士ガンダム』の世界へ!
 暫く感動に浸っていた俺は気付いた、俺って、密入国者だよね。
 ユーリは慌ててペンダントに願いを込めた。
 
 ・ジオンのそれなりの身分証明証
 ・それに合った服装
 
 ユーリは服を急いで着替え、そして身分証明証を見て血の気が引いた。
  
 氏名:ユーリ・ザム・ザビ 16才 ザビ家5男
 ジオン軍階級:大尉

 ・・・・・誰これ・・・俺か!?
 大魔王様。それなりの身分が『ザビ家』ですか。




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