第16話
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身体能力に回したお陰であんな動きができたのです。」
「とは言っても、そのような芸当ができるのはセレーネ教官が”特殊な竜族”だからですが。」
「へ……それってどういう事なんですか?
自分の質問にセレーネと共に答えたアルティナの答えが気になったユウナは不思議そうな表情で訊ねた。
「わたくしは通常の竜族とは若干異なる竜族でして。その関係で、あのような魔力の使い方もできるのですわ。……とは言っても、魔術を使う事と比べると魔力の消費が激しいですから、普段は使いませんが……」
「そうなんですか………」
セレーネの答えを聞いたユウナは呆けた表情をした。
「まあ、それはともかく、3人とも対応が甘かったな。きちんと情報を聞いていれば残敵を見逃すことも無かったはずだ。初日だから仕方ないが、”次”には是非、活かしてもらおうか。」
「くっ、この人は〜……!」
「……今回に関してはまったく言い返せないけどね。」
「まあ、次の課題としましょう。」
「フフ……」
リィンの評価を聞いて様々な反応を見せている生徒達をセレーネは微笑ましく見守っていた。その後、付近を捜索したが人形兵器はそれ以上に現れず―――怪しげな人物にも遭遇しなかったためリィン達はパルムに戻ることにした。
その後パルムに戻ったリィン達は残りの人形兵器らしき魔獣の目撃情報があった場所へと向かった――――
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