番外編 島田千代
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西住流の衰退劇に喜んでいるが、西住流は宿主に寄生した寄生虫を駆除した。しほの代では島田流を追い抜くことは難しいかも知れないが、しほの娘の長女のまほさんが家元になる頃には島田流も危ういかも知れない。そう思わせる程に西住流は変わった。
「でも、私もこのまま黙っている訳ではないわよ。西住しほ」
いずれ私は家元の地位を成長した愛里寿に譲る。でも、このまま何もせずに愛里寿に譲るつもりはない。西住流の衰退劇の発端を見ていた島田流の改革派が、次は自分達の番になるのではと恐れて着々と数を増やして私に協力してくれるように集まって来ている。時期が来たら私は一気に保守派とご老人達を排除する。西住流の衰退劇を見て島田流も次は自分の番になるのではと危機感を覚えているものは改革派以外にも多く存在する。そういった人達と協力して愛里寿が家元になる前に私は旧勢力を排除する。時間は長くかかるかも知れないが、私は西住流と同じやり方でご老人達は排除するつもりはない。私は私のやり方で島田流の膿を出し切るつもりよ、しほ。
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