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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第十三話:ホウレンソウ
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を専攻してるんだろ? それだと困るよ」

ウルフさんの言う通りこの女性(ひと)は怒ると周囲が見えなくなる……でも何で魔道専攻者だと、それは困るのだろうか。
もう一つ疑問。何時の間にウルフさんは彼女と仲良くなったのだろうか? 呼び捨てにしても怒らないぞ。

「基本的に魔法使いってのは肉弾戦をする前衛の後ろで魔法を唱える。必然的に戦局全体を見渡す役割が付いてくる。そんな奴が怒りで状況判断出来なくなったら問題だろ。怒るなとは言わないまでも、冷静さを失うな」

なるほど……普段からウルフさんがしてる事ですね。
戦闘が始まると数歩下がって戦局全体を見渡す。
状況に応じて指示を出したり対応する。
それが魔同士ですか……俺には出来そうに無いな。

「き、気を付けるわ」
「そうしてくれ……昨晩も言ったけど、俺やラング・リュリュさんは極力戦闘に参加しない。魔同士役のゼシカが直ぐにブチ切れて暴走されたんじゃ、パーティー戦闘なんて出来やしない。何時まで経ってもドルマゲスを倒すなんて幻想になるぞ」

「だから……別にブチ切れてたわけじゃないってばぁ!」
「そうかぁ? 俺にはヒステリックに怒りを撒き散らしてた様にしか見えなかったけど」
同感です。それより何故彼女と一緒に冒険する事が決定事項になってるんですか?

「まぁいいや。それよりもさ……何で船が出せないの? そこら辺を教えてよ」
いやいや、もっと先に教えて欲しい事があるでしょう。
ウルフさんには説明責任があるのでは無いですか?

アハトSIDE END




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