0284話『村雨と龍田の改二改装』
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村雨、まいりましたー!」
「来たっぽーい!」
「ぽ、ぽーい……」
「春雨? 夕立の真似をしなくてもいいからね?」
「うふふ。元気があっていいわよね、ね?」
村雨たちもすぐに執務室へと入ってきた。
夕立がいつも通り元気よく、春雨も夕立の真似をしているけどどこか恥ずかしそうで、白露がそんな春雨に一応優しく指摘をしている辺り温情で、由良はそんな四人の見守り役であった。
「みんな揃ったか。それじゃ今回は初めての二人同時第二次改装という新しい試みだから夢が広がったということで早速だけど改装室へと向かおうとするか」
「わかりましたー」
「まったく、オレが先かと思ったのに羨ましいぜ龍田!」
「白露も……いつか、いつかみんなが羨む改二になるんだから! ほんとなんだから!!」
「はいはい」
そんな感じでみんなでわいわいと改装室へと向かっている。
そして到着してみると笑顔の明石と大淀が待っていた。
「提督。もう準備は整っていますのでいつでもどうぞ」
「今回は二人を同時に第二次改装しますから、一人ずつお願いしますね」
「わかった。それじゃまずは龍田からでいいか?」
「私でいいの〜? うふふー、わかりましたー」
それで龍田は改装室の中へと入っていった。
天龍が私の隣に立って腕組みをしながらも、
「さーて……龍田は果たしてどんな感じになるのか楽しみだぜ」
「そうだな。天龍的には龍田の改装結果次第であとに残るほどいい改装になるから楽しみなんじゃないか?」
「まぁな。フフフ、いつかまたオレの怖さを見せてやるぜ」
「楽しみに待っておくよ」
そして明石の準備が整ったのか「いいですよ」という声が聞こえてきたので私は改装ボタンを押した。
改装室から光が漏れてきてしばらくしたら扉が開かれて、
「うふふー。改装されました龍田の力をお見せしますねー」
そこにはなんというかかなり際どい格好をして胸も成長している龍田の姿があった。
「おまっ……龍田! 胸がかなり成長しているんじゃね!? それになんか際どいぞ恰好が!」
「あらあら〜……そうみたいね。少しだけ恥ずかしいわね」
それで照れている龍田。
うーん……これは予想以上だな。
肩出しもしていて上には控えめにマントを羽織っている。
武装もところどころごつくなっているので純粋に強化された姿なんだろうな。
「龍田、改二おめでとう」
「ありがとうございます〜。これからも活躍しますねー」
「ああ。よろしく。それじゃ次は村雨、君だ」
「わかりましたー。龍田さんの次だから少しだけ緊張しますけど行ってきます!」
村雨はそう言いながらも改装室へと入っていった。
「村雨の改二、楽しみっぽい!」
「そうですね、夕立姉さん」
「ううう……く、
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