幕間19 昏睡淫欲レイプ! 野獣と化したアイドル
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
模、全てが人並み以上――だが、
それは、諸刃の槍であることを、雌は十二分に知っていた。
デカマラやヤリチンなどというものではない。
己が槍に過信があるものこそ。
己が技に磨きをかけることを忘れることが多い。
雌は永らく忘れていたい昂りを思い越す。
抱かれた秘書からは虜になったと噂を聞いていた。
しかし規格外というほどの相手ではない。
となると問題は持久力や回復力だ。
持久力が高く、回復力も高ければ、
長期の連戦を繰り返さねばならぬ、ということだ。
「味は……っは、少し濃い目、かしら……?
キライな、カンジじゃ……ん、ないけど……」
先走りの汁に濡らされた肉棒を
舐める。
呑込む。
咥える。
酔いにより雌は自らが昔は精飲を嫌っていたことを忘れていた。
はッ、はッ……と、口元にかすかな湯気が立つほど
ヌチャヌチャと男根の先端を弄び、更なる媚薬精液を求める。
枝毛ひとつない長い黒髪をゆらしながら、
玉のような滴が溢れ出す肉茎を絞り出すようにしゃぶり尽くす悪戯な舌先。
しなやかな黒い雌豹を思わせる目つきは気の弱い雄犬であれば、
それだけで射精してしまいそうなほど魅力的な強い眼光を放ち敵を見下ろす。
「口淫も上手だが……、君の凄さは胸部は勿論、
むしろ下半身にも秘密が詰まっているようだ」
「あン……、私、はいいのよ。黙って大人しくされてなさい。
黙って大人しくされてなさい……」
雄が狩りの最中に幾度と無く聞いた言葉が、また聞こえてくる、というだけだ。
獲物を狙う獣が、狩人に狙われていることに気付かない。
それがどういうことか知っているだけに、雄はどうしようもない、虚無感に襲われた。
ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててカリ首に口を付ける
雌猫ゲッベルスの尻肉を掴み、雌芯をぴちゃぴちゃと嘗め回す伏見。
「ん、あ、あン……、ギリギリのラインで、
しつこさを感じさせない……なんて大したものね。驚いちゃった」
むっちりと詰まった雌肉を舌先で割りほぐし、
柔らかくなるまで丁寧に舐め続ける老練な手腕に、
さすがのゲッベルスも己の雌が濡れてくるのを感じてしまっていた。
「ン……、まとわり、ついてくるわ……」
なんという──
なんという、雄なのか。
舌先が雌芽から、つかず、はなれず、
ギリギリの感覚で快楽を与え、そして元の状態に戻す。
相手は自然にそれをやって退けるのだ。
このようなことを、するのか。
このようなことが、できるのか。
獣欲などといったものに邪魔されることなく、
理性で自らを律し、こういうことをしてのける。
たまらぬ雄であった。
「まるで……っふぁ……新種の生き
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ