幕間18 担当アイドルとのSEXコミュニケーションは敏腕Pの仕事
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「無限の鍛練」《愛さえあれば、何でもできる》内での監禁調教が原因だ。
この時空のゲッベルスは自分以外の固有結界の使い手に出会っていない。
だから固有結界の危険性についての理解が薄い。担当アイドルもレーティア唯一人だ。
固有結界時空は常人なら一時間耐えればマシなSAN値直葬空間なのだから――。
伏見空が耐えうるのは単に“魔法少女”の才能に近いものを、
エロ主の転生特典として偶然身に着けているに過ぎないのだ。
「当然、担当アイドルの射精管理は敏腕Pの仕事の内ね。
性的コミュニケーションはプロデュースの基本よ!
レーティアには紳士的行為までしか許されなかったから、
どこまで制限解放されてるか愉しみね。よし調べなくちゃ!」
――――その夜、ベルリン星域ミュンヘン地区――――
監禁調教で男性としての自尊心を大いに傷つけられた伏見空は、
ベルリン総統府を抜け出してミュンヘン地区の裏通りにいた。
海軍大学の先輩エル・ロンメルの家主の居ない住み家を訪れ、
総統救出の報酬を約束通り受け取った帰りだ。
ふと一軒の醸造所レストランが目に留まる。
日本語に訳せば「たぬき亭」だろうか、
二階には6923とガムテープで作った数字が窓ガラスに貼られていた。
気になって階段を上がろうとするとテナント募集の張り紙がある。
今は寂れてしまって誰も利用していない空き事務所の様だ。
ベルリン総統府に帰って休めば明日も地獄の特訓の日々だ。
憂鬱な気持ちを美酒を飲んで振り払おうと醸造所レストランの扉を開ける。
前世から食べ歩きが趣味だったので物おじせず、
空いていた奥のカウンター席に腰を下ろす。
せっかくドクツに来たんだからとアプフェルヴァインを注文する。
すると隣の席のナイトドレス姿の黒髪ロング美女が声をかけてきた。
これはラッキースケベの予感がするぞ!!
…………
……………………
…………………………………………
と思っていた時期が僕にも昔はありました。
「――ということで私とレーティアは、
この二階にあった国営の芸能事務所6923プロからスタートして
総統選挙を勝ちぬきドクツ第三帝国を始めたってわけね!」
隣で飲んでる黒髪ロング美女の正体はゲッベルス総統代行だった。
一時は僕を追って来たのかと焦ったが、彼女も彼女でお忍びだったらしい。
とは言っても周辺で飲んでいるのは|護衛役《エージェ
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