第七章 C.D.の計略
ディライン その在り方
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《FINAL ATTCK RIDE―――DE DE DE DEEND!》
そこに放たれるディエンドのディメンションシュート。
だがそれに対して龍騎のドラゴンライダーキックで相殺し、変えた左足のディメンションキックでディエンドを吹き飛ばした。
「まだだ――――!!!」
が、そこでディケイドが土煙と爆炎を晴らしながらコンプリートフォームへと強化変身する。
ディラインがその方向へとゆっくりと振り返ると、ディケイドがハイパーカブトを召喚する音声がした。
ファイナルアタックライドを発動し、ハイパーキック×2を放つディケイド。
上空にジャンプし、まっすぐに向かってくるディケイドとハイパーカブト。
それに対し、ディラインもワンテンポ遅れながらもググッ、と体に力を籠め
ブゥンッ!!と、腕を振るった。
ZX穿孔キックの前段階。
本来敵を投げるライダーきりもみシュートを、何もない状態で振るうことにより発生する竜巻。
それにより敵の退路、回避先を断ち、竜巻による翻弄で敵の動きを封じた。
そして
ガゴォっ!!
竜巻にもまれるハイパーカブトが、回転を加えられたZX穿孔キックに敗れる。
そしてディラインはその消えかかるハイパーカブトの頭部を掴み、そこを軸にしてグワンと反転。
残るディケイドの背部に向かって、最後の一撃を叩き込む。
「ヤバ・・・」
ドォンッッ!!!
仮面ライダーV3の、V3火柱キック。
あまりの高熱に左脚は真っ赤に発光し、その火力、爆発力共に他のライダーの追随を許さない。
だが、ディケイドもさるもの。
爆炎の中から姿が見えたのは、召喚された電王超クライマックスフォーム。
心苦しいが身代わりに使い、自身はインビジブルで離脱。
直後、ディラインは自らの背後に気配を感じた。
振り返ると、等身大のホログラムカードが迫りこちらに向かってマゼンタの弾丸が飛来する。
それを腕で弾き払うが、なおもホログラムカードは消えない。
自身を囲うように展開されるホログラムカードは、おそらく一発や二発分のものではあるまい。
だが、その中にいてディラインの性能はすでにディケイドを凌駕していたと言わざるを得ない。
ディラインは様々な必殺技を発動させ、ストックをし続けながら、その砲弾を次々と叩き落としていったのだ。
そして、最後に姿を現した、ディケイドのディメンションキックに対しても
ガッ!!
「な!?」
カードから飛び出して来たディケイドの足を掴み取り、キックの勢いをそのまま殺さないように地面に投げるように叩き付けた。
そして、その威力が完全に死
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