暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
第2章 仮面ライダークロニクル
第13話 疑惑
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帰るときに政府施設のところを通りがかったとき、全身黒タイツの人間が政府施設に入っていくのを見たわ」

貴虎「何っ!! それは本当か!!」

実は、亜里沙はドーパントを倒した帰りに偶然、政府の施設の近くを歩いていた。その時、政府の施設に全身黒タイツの集団が政府の施設に入っていくのを目撃したのだ。

つまり、それは政府がショッカーPXに関与しているという疑いがあるということなのだ。

亜里沙から言われたことに貴虎たちは驚きを隠せず、さらに亜里沙の一言で思い出したのか、悠斗と音也があることを思い出す。

悠斗「言われてみれば確かに、政府の高官とショッカーの幹部のやり取りを喫茶店でやってたな」

亜里沙「えっ、悠斗さんも!!」

悠斗「ああ。その時の録音データがある。気になってひそかに録音していたんだ」

悠斗も亜里沙同様、政府とショッカーPXのつながりがある場面を目撃しており、そのやりとりを録音していたのだ。悠斗は録音機を取り出し、そのやりとりの場面を再生する。

『では、我々ショッカーPXに協力することでよろしいですね』

『ええ。あなた方と手を組めば、政府の理想を実現できそうです。この国の未来を、我々の思い通りに動かすのもたやすいものですな』

『では、期待していますよ。多治見首相』

『お任せください、天ケ崎恋』

それはショッカーPXの幹部と思われる天ケ崎恋と首相の多治見喜子のやり取りだった。悠斗が録音したデータにより、政府がショッカーPXとつながっている証拠が出た。

アデル「天ケ崎恋。ショッカーの幹部か?」

貴虎「それに、多治見喜子。首相の身分でありながら、ショッカーPXにつながっていたということか」

悠斗「つまり、俺たちはあの女によって、ショッカーPXに売られたというわけだ」

亜里沙「何てことを、許せない!!」

音也「証拠はまだあるぜ」

さらに音也が悠斗の物とは別の録音機を取り出し、再生する。すると、そこには誰かが何か企んでいることが録音されていた。

『くっそー、仮面ライダーめ、我々の邪魔をさんざんやりおって!! こうなったら、政府の力を使ってでも仮面ライダーを抹殺してくれるわ!!』

政府に協力してまで、仮面ライダーを倒すというもので、貴虎と耀子は録音されている人物の声に聞き覚えがあった。

貴虎「この声・・・・・・」

耀子「衆議院議員の仁良光秀。あの人もショッカーPXに手を貸していたなんて・・・・・・」

その声の正体は衆議院議員の仁良光秀だった。彼は衆議院議員でありながら裏ではショッカーPXと深い関係を持っていたのだ。

この証拠がきっかけに、黎斗が打開策を切り出す。

黎斗「亜里沙、悠斗、音也。君たち3人には感謝している。おか
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