暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
第2章 仮面ライダークロニクル
第13話 疑惑
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幻夢コーポレーションに向かう途中で戦ったヴァルゴ・ドーパントに敗北した亜里沙はアランが目玉の紋章を発生させ、それに亜里沙も一緒に入ったことで、すぐに幻夢コーポレーションに転移した。

転移すると、幻夢コーポレーションの社長室の入り口まで到達していた。

幸いにも通りがかった社員がいなかったため、誰にも見つからずにアランと亜里沙は社長室の扉を開け、中へと入る。中には黎斗や貴虎など、亜里沙の仲間たちが全員集まっていた。

アラン「待たせたな」

アリア「遅い・・・・・・って、亜里沙!! どうしたの!!」

耀子「すぐに救急箱持ってきて!!」

アリアはヴァルゴ・ドーパントとの戦闘で傷ついた亜里沙を見て驚き、耀子が救急箱を持ってくるように指示し、悠斗が耀子にある場所を教えてもらい、そこから救急箱を持ってくる。

悠斗が救急箱を持ってきた後、アリアが亜里沙を治療する。

音也「一体、誰にやられたというのだ」

アラン「ショッカーPXの幹部だ。おそらく、亜里沙を狙ったのかもな」

亜里沙「ち、違うわ・・・・・・。襲われている人を見て、そいつに挑んだけど、返り討ちにされちゃって・・・・・・」

アルゴス「亜里沙・・・・・・」

亜里沙「私、女王になるって決めたのに、こんなんじゃ・・・・・・」

敗北の喪失感に浸る亜里沙にアドニスが亜里沙が座っているソファーの左側に座る。

アドニス「亜里沙、敗北の屈辱を味わうのは誰にでもあることだ。その逆境を乗り越えてこそ、勝利への栄光がある」

亜里沙「アドニスさん・・・・・・」

黎斗「さて、そろそろ本題に入ろうか。君たちも知っている通り、政府によって仮面ライダークロニクルの販売とプレイが禁止された。社内で仮面ライダークロニクルの対応に追われているが、打開する案が出てきていないのが現状だ」

貴虎「そこで、君たちにこの状況を打開する案を出してもらいたい」

耀子「政府の発表以降、仮面ライダークロニクルの売り上げが急落、プレイ人数も減少しているわ」

悠斗「確かにな、呼び出しを受けた後、通りがかりにチラッと学校の校門を見たが、教師の連中が生徒から仮面ライダークロニクルのガシャットを没収してたな」

アデル「それで対応に困っているというわけか」

アルゴス「ああ・・・・・・」

仮面ライダークロニクルの販売及びプレイ禁止を打開するための提案しようとしても、彼らからもいいアイデアが思い浮かんでこなかった。

耀子「本当に困ったわね」

貴虎「このままでは、こちらでも回収を呼び掛けることになりかねん」

打開策が出ないことにただ時間だけが過ぎていく。その時、亜里沙があることを思い出す。

亜里沙「そう言えばこの前、ドーパントを倒して、家に
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