第83話 俺の社会的生命終了のお知らせ
[8/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
させんといてやっ!」
「そうざます! もしあなたに何かあったら……ワ、ワタクシ、こんな格好ですから、起きていただくためにもイケナイご奉仕をしていたかも……知れませんのよ?」
「あんたはまた何を言いよるんやっ!?」
「だ、だから、そ、そういうことは婚約者であるこの私がッ――」
……あー、なるほどね。そういうゲームなのかコレ。三人の美少女を囲って愉しむっていう、ハーレムものなんだな。
純愛系か凌辱系か気になるところではあるが……まぁいい。
どちらの分野だろうと、このエロゲーハンターこと一煉寺龍太の前では、全ての二次元美少女は俺に尻尾を振るばかりのメス犬に成り下がるしかないということを――
「じゃあ、やってもらおうかな? そのイケナイご奉仕ってヤツを、さ。なぁ、婚約者さん?」
「――ふぇっ?」
――教えてくれようぞッ!
「ちょ、龍太君急にどうし……きゃあんっ!?」
「ま、まさか!? 龍太様が、まさかそんなっ!?」
「龍太が……龍太が肉食系に目覚めよったぁぁあーっ!?」
俺は救芽井――によく似せられた美少女キャラを、彼女達が寝ていた小さな簡易ベッドの上に押し倒し、その綺麗な顔を間近で拝見する。向こうは異性を意識する余り、鼻の先まで真っ赤に成り果て、恥じらいの余り身動きが取れなくなっていた。
「あ、あ、あ、りゅ、龍太君、わ、私……!」
「緊張してるんだな……心配するな、俺がゆっくり――ほぐしてやるから」
俺は彼女が初めてなんだと察し、その可愛らしい耳元でくすぐるように囁く。その刺激に、彼女はますます顔を赤くして、ビクッと身を震わせた。
「ひぁあ……りゅ、龍太君、わ、私、ま、まだ心の、じゅじゅ、準備が……」
「わかってるさ。ご奉仕とは言ってたが、見たところ、まだそれどころじゃないみたいだし……。だから今夜はひとまず――」
俺はウブな彼女を、敢えて刺激するように――その首筋に、小さく唇を当てる。
「――俺が一晩中可愛がって……一人前の『女』にしてやるよ」
「ひ、あ、あぁああぁあ……!」
慣れない愛撫に対して、驚愕の表情のままぶるぶると快感に打ち震える彼女。ふふ、いい顔してる子猫ちゃんじゃないか。こりゃあ攻略のしがいがあるな……!
俺はそのまま彼女の豊満な胸の上に掌を乗せ、恥ずかしそうに目をギュッとつむる彼女に「大丈夫、俺に任せて」と囁きながら、ゆっくりと撫で――
「ちょ、ちょっと待ちぃやぁぁぁっ! い、いくらここ、婚約者やからって、げ、限度ってモンがあるやろぉぉぉっ!?」
「りゅ、龍太様ぁぁっ! そんなに胸を触りたいとおっしゃるのでしたら、このワタクシがお相手しますっ!」
――回そうというところで、今度は矢村と久水によく似たキャラが妨害に入っ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ