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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
成長期 二回目のサイコロ
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るには200隻の小型艦艇に組み立て型基地まで積んでいたこの船を持ってしても十数年の年月が必要だったという訳だ。
「隠蔽能力もかなり高く作ったから簡単には見つからないはずよ。
これは基地拡張工事とも絡むけど、こういうのに時間を取られて戦力が増えなかったという訳」
ガミラスだけでなく、人類の宇宙観測技術舐めてはいけない。
隠蔽なにそれな叢雲の噴射光を見つけたのだから、隠蔽技術については気をつけないといけないだろう。
最悪、この基地を放棄して他星系に基地を作る可能性も考える必要があった。
「で、増えた戦力ってのは何だい?」
「乗ってきたコルベット一隻とT-65B Xウイング・スターファイター30機。
本当に拡張はまだ始まったばかりなのよ」
ガミラスの太陽系侵攻は阻止できるだろうが、ヤマトの旅路にはサポートをつけてあげたい。
そうなると作るのは、彼らへの物資補給ができる輸送船とかになるだろう。
「CR90コルベットとGR-75中型輸送船数隻、XウイングとYウイングの生産を始めてくれ」
「スター・デストロイヤーは作らないの?」
叢雲の質問に俺は考えながら返事をする。
過剰戦力のように思えるが、ガミラスとの技術力が分からない以上、確実に打撃を与える手段をとった方が安心だろう。
「地球軍側は接近しての攻撃でガミラスの船を沈めたシーンがあった。
ならば、戦闘機で近づいてプロトン魚雷は確実な手段になるだろう。
こっちはクローンもドロイドも居るからな。
イオン砲の効果があるならば、艦が停止した所をコルベットで接舷して船を乗っ取る」
「あきれた。
何を見てそんな策思いついたのよ?」
「そりゃ、原作でベイダー卿がやっていたからな」
戦力増強進捗度 11
なお、この戦力増強計画は中々進捗しなかった。
地球側の監視を目を掻い潜っての資源確保と、叢雲自身の維持費がとんでもない事になっていたからである。
大型建造で戦艦がやってきて資源が空になったと叢雲と笑いあったのは内緒だ。
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