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【アンコもどき小説】やる夫は叢雲と共に過剰戦力で宇宙戦艦ヤマトの旅路を支援するようです
成長期 二回目のサイコロ
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「ああ。
入即出は、東雲の家の復興だろう。
大変だろうがおめでとうと言っておくよ」
叢雲の設定は火星移民で財を成した家の一人娘設定である。
転生という形の身分保障ができない叢雲の場合、情報機関が探ればバレる可能性があったので、更に火星大企業の実験体という裏設定を作っている。
火星植民時の風土病治療という遺伝子改造が叢雲の特徴的な髪という訳だ。
「まぁな。
火星圏での植民はほぼ完了し、次は木星圏の植民計画が持ち上がっているだろう?
これから惑星間輸送は飛躍的に増大するだろうな」
既に人類は地球だけでなく、月とそのコロニー群、火星とその衛星、金星までその生存圏を広げていた。
誰が名付けたか知らないが、宇宙大航海時代の掛け声と共に人類は外に外に向かおうとし、人類の未来は明るいように思われていた。
いずれくる悲劇を知る者はこの場では俺と叢雲しか居ない。
「だが、オールトの雲で明らかに人工発光が確認できたってニュースになっただろう?
近く調査衛星が送られるみたいだが」
俺の言葉に真田志郎が口を挟むが俺も叢雲も表情を変えたりはしない。
なお、その人工発光は、叢雲が作った小惑星基地から発進する叢雲自身の噴射光だったりする。
俺は楽しそうに未来を口にする。
「案外、宇宙人ってのは近くに居るのかもしれんな。
その時には、互いに握手ができればいいと思うよ」
「そうだな。
知的生命体ならば話し合う事もできるだろう。
まだ見たこと無い異星人と話ができたら、どんなに凄いだろうな」
古代守のその言葉に俺は作り笑いを作ることしかできなかった。
なお、この後俺と叢雲は火星に渡り、そこで消息不明となる予定である。
基地規模 100ほど大規模 70
増強戦力 100ほど大規模 12
隠蔽能力 100ほど完璧 80
ワープアウトしたCR90コルベットが秘密基地に入港する。
そこで整列するドロイドとクローン兵を見て、銀河帝国の制服でも着ればよかったかとふと思ったのは内緒だ。
「ようこそ。司令官。
私達の家へ」
「俺達の家だろう。叢雲。
この基地の説明を頼む」
言い直して叢雲の手を取るとみるみる赤くなる。
実にかわいい。
「ええ。司令官。
この基地は太陽系外縁天体セドナに作られた秘密基地よ。
エグゼキューター級スター・ドレッドノートの整備と補修をする為にこれだけ大規模になっちゃったけどね。
おかげで、私以外の戦力整備についてはほとんど手がついていない状態よ」
エグゼキューター級スター・ドレッドノートの時点で過剰戦力である。
それの整備運用の基地を作
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