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怪しい屋敷と謎の少女
おかしすぎる子供部屋

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「子供部屋ってどこでしょうか…」
「最初に入ったあそこには何もなかったよな。図書館のところに何かありそうじゃないか?ほら、ある本を抜いたら扉が出てくるとか…」
「それは、あり得そうですね。行ってみましょう。」

ひろし達は、寝室で見つけた鍵の鍵穴を探す為に、ひとまず、当てずっぽで考えた図書館で探すことにする。

*

「試しに抜いていこう」
「でも、こんなにある本1つ1つ試していくの?」
「探している間に…絶対に…あの化け物が…ガタガタ」
「いや、待って下さい」
「どうしたんだひろし?」
「実は、何か違和感がありまして…」

ひろしは、1冊の本に何か違和感を感じていた。それは、様々な本よりもボロボロだった。他の本はまるで新品のような綺麗な本だった。ひろしはボロボロの本をスッと抜いてみた。すると、どこからかガチャッと音がした。

「まさか、本が鍵だったとはな」
「卓郎のお手柄です。あんな考えをしていなかったら、私達はきっと、青鬼から逃げ回っていたでしょう」
「そうだな。ひとまず、奥に扉っぽいのがあるから、そこへ向かおうぜ」
「脱出できる場所だといいけど…そんなわけないか……」

ひろしは、卓郎の言っていた奥へと行くことにする。それを卓郎、美香、たけしが後ろに着いて来る。試しに鍵を使うと見事に開いた。

「ここが子供部屋とは凄いことですね…」
「それは思うぜ。こんなに、広いとは思えねぇや。」
「普通、ドアとかあるの?」
「子供が何人住んでいたのか気になるな」

見るからに子供部屋と思えないところに4箇所のドアがある。更に、真ん中に何か看板っぽいのがあった。それをひろしが読み上げる。

「1人1人に別れてそれぞれ謎を解け…ですか……」
「ひっ、1人は勘弁だ!ガタガタガタガタ」
「左から1,2,3,4って数えるとしたら、みんなどこに行く?」

一同はどこにしようかと悩む。ひろしは1がとても簡単で4が難しいと考える。たけしは、できるだけ最短距離がいいと思い、1番にしようとする。卓郎と美香はどこでもいいかなと思う。

「決めました。4にします!」
「どうして4だ?」
「1が簡単で4が難しいと思ったんです!」「なら、私は2にする!」
「だったら、俺は3だ。たけしは1だ」
「お、おう…ガタガタ」

4人はそれぞれの部屋で謎を解いていくことにした……。みんなが、それぞれの部屋に入った時、あの青鬼が子供部屋に入ってきた。

「謎を解いてる最中に…あいつらを喰ってやる………」
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