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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第650話】
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…もう我慢できない! 写メ撮ろ!!」
「日本バンザーイ!! お母さん! 今年の母の日結局河原の花あげちゃったけど来年はちゃんと良い花あげるね!!」
最後だけ母親が不憫である。
ざわつきも凄まじく、喧騒の絶えない一組教室に騒がしい女子生徒。
成樹は早速学園の洗礼を受けるのだった。
場所は変わりIS学園正門前、各国から集まったマスコミ達はというと……。
「ちょっとちょっと! 何で笹川成樹君が来ないのよ!」
「そうだそうだ! 今日転入の筈だろ!?」
正門前で警備室受付に居た有坂陽人に詰め寄るマスメディア達、だが警備室は学園内の為中に入ることは叶わない。
「あー、笹川成樹君に関しては既に学園に転入済みであり、現在授業も受けてるとのこと――」
「はぁあっ!? 何でもう学園に居るのよ!? これじゃあ夕方の特集に間に合わないじゃない!? 警備員でしょ、入校許可証発行しなさいよ!!」
むちゃくちゃな言い分、これも女尊男卑だからだろう――強気に出れるのが今の女性特権だ。
だが有坂陽人はというと――。
「あー、最近この学園は亡国機業やら何やらで外部からの人間を入れるには前以て予定をいれなければならないので――」
事務的に説明する有坂陽人の隣ではいぬきちが興味深そうにやり取りを見ていた。
「わふっ、わんっ。 わわん!(お肉欲しいわん。 言い争い終わったらお肉わん!)」
二時間目、休憩時間の喧騒も今はなく、静かに授業が行われていた。
「えー、一学期のお復習ということで皆さんがお使いになることが多いラファール・リヴァイヴの解説です! 私やデュノアさんは専用機としてそのカスタムを使わせてもらっているのですが――笹川君、ラファール・リヴァイヴの解説お願い出来ますか?」
「え? は、はい。 ……えと、第二世代型IS【ラファール・リヴァイヴ】 機体スペックは第二世代後期の機体ですが、その後直に各国が第三世代開発に伴って初期型第三世代機――例に出すとすればイギリス開発のブルー・ティアーズとほぼ同等の性能を持っています。 流石にドイツのシュヴァルツェア・レーゲンや他国の第三世代型に比べれば落ちるものの、訓練機及び量産型として安定した性能と各競技に対応可能な汎用性、そして試合に関して多種多様な後付け武装が可能な機体です。 近接、近距離、中距離、遠距離とまんべんなく装備出来るものの此処等辺りは各操縦者の好みでセッティングは変わりますが尖ったセッティングから器用貧乏なセッティングまで出来るのは他の機体にはない汎用性です」
各ディスプレイに映し出されるラファール・リヴァイヴの機体スペック、それらを見ながらも女子生徒は成樹の説明に
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