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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第十三章 腹の中に眠る異世界への扉
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シレーナ「……良かっ…た…。」
エンヴィ「ふぅ〜、疲れた。」
みんな? 協力して作ったものは何かと言うと…
レンリ「出来ました! お茶のセットォォォ!!!」
お茶のセット……畳、傘、桜吹雪、スーパーで買ってきたお茶、紙コップのすべてを合わせて言う。
「って、これ前のUの奴で出てきた奴じゃねぇーかァァァ!!!」と誰か突っ込んでほしい。
ガ王「って、これ前のUの奴で出てきた奴じゃねぇーかァァァ!!!」
あ、ガ王がツッコんでくれた…。
そうこれはUで一番最初に出てきたネタなのである。
そして、Uでは死んでいたハイキングベアこそがガ王なのである。
背が縮んでるし生き返ってるのは流してほしい。
だって、彼はやっと蘇生出来て恋を知ったのだから///
用意したお茶のセットで3人と1匹はまったりとした時間を過ごす。
レンリ「じゃあ、エド達が私達のフラグ建立てるまでここで休んでようか?」
エンヴィ「そうだね。これ以上することなんてないし。」
シレーナ「…ない…ない…」
ガ王「うんうん。」
いや、あるだろ!! いろいろと!!
全「……ないない。
駄目だ…こいつら人の話を聞く気0だ……。
エドォォォ、早くこのバカ達を出せるフラグを立てぇぇぇぇ!!!
心の底から叫ぶ作者であった……。
話はエド達に戻そう…。
人間の体力にも限界はある。やはりずっと走り続け出口を見つけようなどという考えは甘かった。
リン「足元こんなだとすげぇー疲れんナ。」
もう走っておらず皆ゆっくり歩いている。
アルトは結構体力を消耗したみたいで話す元気すらも無い。
エド「ああ……しかもずっと出口ねぇーし…。」
もう半分あきらめたという感じでエドは言う。
リン「腹減っタァ〜」
エド「出られたら、好きなだけメシ食わしてやるよ…。
好きなだけ食って、好きなだけ寝て…」
リン「あっ。」
『バシャン』
一番先を歩いていたエドの後ろから大きな音が聞こえて来た。
何事だと思って振り向いたエドの見たものは、
エド「リン?」
リン「もう駄目ダ……。」
エド「おーおー、もうリタイヤかよ。」
落ちていたマルタに倒れ込んでいるリンの姿だった。
アルトはその近くでしゃがみ込んでいる。
エド「だらしねぇーなぁ…。こんなところでも、行き倒れるつもりかよ!
立てっ! 歩けっ! 先行くぞコラァ!!」
リン「行けヨ…。」
エド「けっ、この根性なし!! 俺は行くぞ! こんなところでくたばるわけにはいかないからなっ!!
本当に俺一人で行っちゃうぞ?! 本当に本当だぞ?!」
本当に先に行きそうな雰囲気だったが、
エド「たぁっく……。」
タイマツを口にくわえ、アルトとリンを背負う。
リン「行くんじゃなかったのカ?」
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